
この記事はこんな人におすすめ
・青森県の珍スポットを知りたい人
・あおもり犬の魅力を知りたい人
インスタ映えで話題沸騰中の「あおもり犬」
青森県立美術館に展示されている作品で高さ8.5メートル、横幅6.7メートルと巨大!
真っ白で無機質な犬のオブジェがなんとも魅力的です
ただ、よく見ると表情は寂しげで、背中を丸めた姿がなんとも不思議だ
果たしてどのような場所だったのか詳しくお伝えしたいと思います
外観から超おしゃれ
お洒落な白い建物
これが青森県立美術館


このマークは木のマークを意味しているのかな?
沢山の木が合わさって森を表現していることがわかる
いや待て・・・
青い木が森のようになっているから「青森」か!
青森を超オシャレに表現している!

設計を務めたのは「ルイ・ヴィトン表参道ビル」も手がけた建築家青木淳氏
どおりでお洒落な建物なんだなあ
挑戦的な眼差しをした子どもの絵!奈良美智作品の数々
青森県立美術館は青森県出身の芸術家のコレクションを多数所蔵している
「あおもり犬」は
弘前市出身の美術家・奈良美智氏によって制作された作品だ
挑戦的な眼差しをした少女の絵を一度は見たことがある人が多いのでは


あおもり犬の様子
館内をしばらく進むとあおもり犬が見えるエリアに到着
あおもり犬は建物外に展示されているので、無料で鑑賞することが可能
通常なら間近で鑑賞できるそうですが、
17時を過ぎたナイトミュージアム期間に訪問したので
連絡通路が閉鎖されていた
17時までに訪問すれば近づいて鑑賞することができる
冬期は日中においても連絡通路が閉鎖されていることがあるので
詳しい情報は公式HPを見て確認することをオススメします

あおもり犬が地中に埋まっている理由
あおもり犬の姿をよく見てみると
地中に埋まっている
そして寂しげな表情
美術館のシンボルなのだから、もっと明るい作品を展示した方が良いのでは?と余計な心配が浮かぶ

なぜ、このような姿なのか?表情なのか?
その理由は、隣接している三内丸山遺跡との関連です
青森県立美術館の建築テーマが「遺跡発掘」
遺跡発掘で用いられる手法「トレンチ(溝)」をモデルに設計されています

これは三内丸山遺跡で展示されていた発掘の風景です
ゴミ捨て場だったと考えられている場所をこのように発掘することによって、土の層を観察し
人々の生活の様子を明らかにしています
あおもり犬が展示されているスペースと重なる風景であることが一目瞭然です


なぜ手と胴体が埋まっているのか
それは、発掘途中の状態を表現しているからだ!!

表情に関しては
誰かに見つけてもらえることを待っている表情なのか?
それとも、複雑な現代社会で大切なものが後回しになっていることを嘆いた表情なのかな?
敷地内にもう一点奈良氏による大型作品が存在する
作品が展示されている場所は「八角堂」

作品はこちら
仏像のように穏やかな表情だ

日本最大のシャガール作品がここにある
美術館の中心に設けられた強大な吹き抜け空間
「アレコホール」に
20世紀を代表する画家のマルク・シャガールによるバレエ「アレコ」の背景画が展示されている
高さ約9メートル、横約15メートルと超どでかい作品である
色彩豊かで魅力的だ


このアレコホールはコンサートや演劇、ダンスの公園にも活用されているらしい
まとめ
青森県立美術館には「あおもり犬」という大迫力の作品が展示されていました
美術館の設計とともに、隣接する三内丸山遺跡に着想されたものでした
あなたも物寂しげなあおもり犬の姿に魅了されること間違いなし!
以上です
最後までご覧いただき、ありがとうございました
アクセス
住所:青森県青森市安田字近野185
TEL:017-783-3000
営業時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
夜間入場が可能なナイトミュージアム期間もあり
定休日:毎月第2、第4月曜日 (祝日の場合は翌日)、年末年始
料金:【常設展】一般510円 大学生・高校生300円