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女性下着と大量の人形が並ぶ神社(USJへの貸し出しでネット炎上)【淡嶋神社】

和歌山県

和歌山県加太にある淡嶋神社は、人形供養や婦人病平癒で有名な独特な神社です。境内には、無数の古びた人形が並べられていたり、女性パンツが供養されていたりと、どこか異様な雰囲気を醸し出しています。特に、USJのホラーナイトに人形が貸し出されたことが話題となり、ネット上では「淡嶋神社 宮司死亡」「淡嶋神社 心霊」などのキーワードで検索されることも。その独特な雰囲気から、心霊スポットとして語られることも少なくありません。
詳しい様子を写真とともにお伝えします。

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淡嶋神社はアクセス抜群の観光スポット

入り口鳥居の様子。沢山の人がいる

「沢山の人形が並ぶ神社」という少し怖いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、淡嶋神社は観光客で賑わう人気のスポットです。特に週末には、多くの観光客が訪れます。大阪や和歌山からのアクセスも良く、日帰り旅行でも十分楽しむことができます。

沢山の日本人形が並ぶ淡嶋神社

朱色の拝殿の様子
一見どこにでもある神社のように見えますが、左右に日本人形が並んでいます。

淡嶋神社で最も有名なのは、人形供養です。節句人形や破損した人形など、様々な人形が全国から集められ、供養されています。

日本人形が並べられている拝殿の様子

およそ100体近くの日本人形
こちらを向いている人形がいるような…並べた人の遊び心だと信じたい

規則正しく並べられた古びた人形は、どこか異様な雰囲気を醸し出しています。特に、拝殿の左右に並べられた人形たちは、こちらを見ているように感じられ、少しゾクゾクするような感覚を覚えます。まるで、人形たちがこちらを見つめ、何かを語りかけているかのように。

「人形が夜中に動く」「髪が伸びる日本人形がいる」といった噂があり、心霊スポットとしても知られています。

踊り子タイプの日本人形

日本人形以外のあらゆる人形も並ぶ!

左に招き猫、右手に日本人形
両脇に沢山の人形が。すごい道だ

境内には日本人形だけでなく古くなった干支の置物や招き猫、ぬいぐるみ、さらには海外のキャラクターの人形までが並んでおり、さながら人形博物館のような景色が広がります。

こちらも先ほど紹介した拝殿同様、人形が分類ごと規則正しく並んでいます。同じジャンルの人形でもそれぞれが異なる表情やポーズを見せており、まるで自らの意志で形成した小さな集落のかたまりのようにも見えます。

可愛らしい人形も沢山並ぶ
陶器系の人形達
何種類もの招き猫が並ぶ
沢山の招き猫。こうも沢山の種類があると見ていて楽しい。
敷地の隅であるが沢山の人形が
敷地の端まで人形がぎっしり
天狗の面やアジアな面も多数
お面も供養されている
干支の置物が沢山並ぶ
こうも沢山並べられていると壮観である

撮影禁止のパンツ供養

さらに境内を奥に進むとひっそりとお堂が佇んでいます。堂の前には「撮影禁止」そして「下着を納める方は格子の中へ投げ入れてください」の文字が掲げられていました。

そっと中を覗くと沢山の男性シンボルをモチーフとした木彫りが山積みになっていました。それとビニール袋が多数。この袋が女性の下着。どんなパンツなのか?目を凝らすも、透明の袋ではなく、カラーのポリ袋に入れられているのでデザインや色は確認できない(そりゃそうか)

なぜ下着が供養されているのだろう?その理由は淡嶋神社に祀られている「淡島神」に理由があります。

淡島神は婦人病にかかったため淡島に流されたという伝承から、婦人病を始めとして安産・子授けなど女性のあらゆる下の病を快癒してくれる神社とされている。かつては祈願のため男根形や自身の髪の毛などが奉納されていたが、現在はそれらに代わって自身の穿いていた下着を奉納する女性が多い。
<参照>
Wikipedia 淡嶋神社 https://ja.wikipedia.org/wiki/淡嶋神社

沢山の布袋像が並んでいる
この右手にパンツ供養のお堂があった

淡嶋神社で人形供養が行われる理由

なぜ、淡嶋神社で人形が供養されるようになったのでしょうか?それは、古くからこの地が航海の安全や漁業の神様として信仰されてきたことに関係しています。人々は、人形に魂が宿ると考え、それらを海に流し、航海の安全を祈願しました。それが次第に人形供養へと発展していったのです。

淡嶋神社公式HPhttp://www.kada.jp/awashima/

淡嶋神社の人形供養への考え

人形を納めている様子
沢山の人が供養を目的に神社を訪れる。配送による供養も受付ている。

人形供養は人々の想いを形にした美しい行為と言えます。公式HPのトピックスに記されているように人形は見てもらったり遊んでもらったりするために生まれてきたものです。沢山の人々に見てもらうことも供養の一環だと淡嶋神社では考えられています。

確かに、美しく整列された人形たちを見ると、神社が大切に人形を扱っていることを感じます。

USJへの人形貸し出しでネットが炎上する

2016年に淡嶋神社がネット炎上しました。問題となったのは、淡嶋神社が600体以上の日本人形をUSJのホラーナイトに貸し出したこと。貸し出された日本人形は迷路型お化け屋敷「祟(TATARI)~生き人形の呪い~」で使用されました。

供養のため全国から集まった人形を、元の持ち主に無断で貸し出したことや日本人形協会(淡嶋神社とは昔から犬猿の仲)から「日本人形を呪いや祟りといった恐怖の対象として扱っており、メーカーや小売業者への営業妨害になる」という抗議文が送付されたことがネット炎上のきっかけになりました。

<参照>
USJ大炎上「呪い人形」事件はどこで間違えたのか? ダイヤモンドオンライン 2016.10.21 文=窪田順生https://diamond.jp/articles/-/105327

アクセス

住所:〒640-0103 和歌山県和歌山市加太118
拝観:9:00~17:00  無料
有料駐車場が隣接しておりアクセスの良さは抜群だ
TEL:073-459-0043
淡島神社の詳しい場所をGoogleMapで確認する

まとめ

拝殿の中には沢山の雛人形が並んでいました。以下掲載のじゃらんnetには山積みの雛人形が掲載されています。

各家庭で大掃除が行われる年末に人形が沢山集まるので年始以降を狙って訪れるのがおすすめだ
以上です!最後までご覧いただきありがとうございました。

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