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桃太郎の本家本元を謳うハッピー神社【桃太郎神社】

愛知県
ブルースチェン

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桃太郎にはモデルになった場所が存在する説がある。中でも有名なのが岡山県ですが、本格的に本家本元を主張しているのが、愛知県犬山市にある「桃太郎神社」。神社の入り口には、コンクリート製の生まれたての桃太郎がバンザイしていたり、正座をして反省した鬼などが並んでいたりと、非常に奇妙で脱力系な魅力があるスポット。中でも一番の見どころは、桃太郎神社の正統性を示した、「宝物館」です。なにせ、鬼のミイラの写真や犬に噛みちぎられたという鬼の陰部などが陳列されており、目から鱗の珍品が並んでいるんだもの。
詳しい様子を写真と共にお伝えします。

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まるで遊園地のように桃太郎の物語が人形で再現された境内

桃太郎の像

敷地内には桃太郎のお話を再現した44体の像が点在しています。手作り感満載でイキイキと躍動感のある姿と、独特の表情から醸し出される雰囲気が魅力的だ。

桃太郎
桃太郎のお尻
「桃太郎さんお供します!」の表情の猿

拝殿へ向かう道中の階段でおじいさんと遭遇。「頑張れ!」と励まされている気分になりました。それにしても表情とポーズが絶妙だ。手の握りと立ち姿が宮本武蔵の肖像画を思い出させる。

おじいさん
供物を運ぶ鬼
供物を運ぶ鬼?こちらも味がある

桃型鳥居と桃太郎伝説の証拠品が残る宝物館

桃太郎鳥居

拝殿前に世にも珍しい桃型鳥居があります。桃の葉に乗る形でキジと猿がいたり、中央に犬が鎮座したりして特殊な陣形である。

桃形鳥居をくぐれば 「悪は去る(サル)、病は居ぬ(イヌ)、災は来じ(キジ)」と言われています。

猿

桃太郎神社のある愛知県犬山市の木曽川沿岸には桃太郎誕生地伝説があり、神社の周辺には「大桃」「猿洞」「雉ヶ棚」「鬼ヶ島」など、桃太郎に関する地名が多く残っています。拝殿の内部を見上げると、桃太郎伝説にまつわる証拠がびっしりと示されていました。

写真の鬼の首は岐阜県「念興寺」でまつられています。

有料ゾーンの宝物館周辺が一番のフォトスポット

宝物館

桃太郎伝説の証拠品が陳列されたのが「宝物館」(入館料200円)。犬が噛み切ったという鬼の陰部、鬼が使用した金棒などその素晴らしいコレクションは見どころたっぷりです。鬼のアソコやら頭蓋骨の写真やらが並べられた施設なんて見たことないもんね。※館内の写真撮影は禁止されています。

現在見ることのできる宝物館は2代目です。初代の宝物館は1996年(平成8年)の放火によって焼失してしましました。中には、鬼のミイラや桃太郎が生まれた巨大桃(ガチ)といった、貴重な展示資料が失われてしまい、現在は写真しか残っていません。

宝物館の周辺の像が一番可愛らしい

正座した鬼

宝物館周辺にユニークな像が集中しています。1番人気が背中に乗れる「やさしい鬼」。この鬼、調教済みのとろんとした顔をしてやがる・・・!

優しい鬼
宝物を運ぶ桃太郎一向
鬼ヶ島から宝物を運ぶ桃太郎一行。犬一人で運ぶスタイル。
鬼を倒す桃太郎
謎に犬だけ石像
倒れる鬼
まいった!の赤鬼

おばあさんが洗濯をしたという、もちろん本物の「洗濯岩」

おばあさんはいつも同じ場所で洗濯をしていたため、岩がすり減って足跡が残ったと伝えられている「洗濯岩」。足形は30cm以上もあるそうです。本当におばあさんの足型なのかな。

コンクリート像の作者「浅野祥雲」

桃太郎神社のコンクリート像は「浅野祥雲」によって作成されました。他にも「関ヶ原ウォーランド」や「五色園」などの像の製作者としても有名な人物で、「東海の珍スポットの父」とも言える伝説的人物です。

浅野祥雲(1891年-1978年)は昭和初期から40年代までコンクリート造形師として活躍した人物。父親は農業のかたわら土人形を製作する職人で、その影響を受け人形制作を開始する。土で作れる物より、「もっと自由に大きな作品を作りたい」という思いから、当時最新の素材であったコンクリートで人形を作ることを思いつき、映画館の看板を描いて生計を立てながら等身大のコンクリートによる塑像という独特の制作スタイルを打ち立てる。33歳から作り始めたコンクリート像は1000体以上とも言われそのうち800体近くが東海地方に現存しています。

コンクリート像修復活動

コンクリート像は一時期、破損や色の剥がれが著しい状態でしたが、2012年〜2014年に「浅野祥雲.com」を運営するフリーライターの大竹敏之さんが行った「浅野祥雲作品再生プロジェクト」で修復されました。のべ数百名のボランティアによって修復された一大プロジェクトです。

浅野祥雲 作品 再生プロジェクト〜野外彫刻の修復・保全活動に向けて〜
https://asanoshouun.com/event/momotaro.php

気持ちが良い桃太郎公園も見逃せない

桃太郎神社は「桃太郎公園」という敷地内に位置しています。木曽川(日本ライン)に沿って自然の景観を活かして造られた広大な芝生広場があり大変気持ちの良い場所です。公園内には有名人を再現した、カカシがありこちらも見逃せない。神社の前にはお土産屋さんやレトロなお食事所もあり、道路の向かいには栗栖園地というキャンプ場もある。桃太郎公園は「飛騨木曽川国定公園」内にあります。

子どもの日には桃太郎祭りが開催される

毎年5月5日子どもの日には「桃太郎まつり」が行われます。桃太郎にふんした子どもたちが、桃の御神輿と宝物を載せた荷車で桃太郎神社境内、桃太郎公園を練り歩きます。コロナ禍により中止されていた期間があり、参加又は見学したい場合は問い合わせが必要。0568-61-1586(桃太郎神社)

アクセス

公式HP:http://www.yha.gr.jp/momotaro/index.html
住所:〒484-0002犬山市栗栖字古屋敷 桃太郎公園
詳しい場所をGoogleマップで確認する。
料金:拝観無料 宝物館は有料(大人200円 小人100円)
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください
駐車場無料(普通自動車約60台、バス4台)

電話:0568-61-1586(桃太郎神社)
※ 10:00~16:00