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【天空のガジュマル】まるでラピュタ!徳之島の秋利神大橋の近くに佇む姿が神秘的すぎる

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鹿児島県
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徳之島・天城大橋のほど近くの丘の上に——。
海を背に、ひときわ存在感を放つ一本の巨大なガジュマルが静かに佇んでいます。

その姿はまるで『天空の城ラピュタ』のエンディングに登場する、飛行石とともに空へと昇っていく巨大な樹のよう。

南国の陽光を受けてキラキラと輝く海を背景に圧倒的な存在感を放つガジュマルの姿は、神秘的で思わず息をのむほどの美しさです。

実はココ、地元の人にもあまり知られていない隠れた名スポットで正式な名称もなく地図にも載っていません。

この記事では、その行き方や見所をわかりやすくご紹介します。

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天空のガジュマルの位置情報

「天空のガジュマル」は、天城町にある真っ赤な橋「秋利神大橋」の近くに位置しています。

この秋利神エリアは、徳之島の南北を結ぶ交通の要所。
しかし、深い渓谷にかかる道が曲がりくねっており、橋ができる前は事故が多発する危険な区間としても知られていました。

徳之島で有名な300年ガジュマル。個人的にはここと同じくらい天空のガジュマルは迫力がすごい!

ガジュマルが立つのは、そんな橋が完成する以前は車通りの多かった丘の一角。
今は寂れた通りとなっており、「徳之島健康ランド」という廃墟ホテルなどがありますが
このガジュマルは寂れた雰囲気を吹き飛ばすように堂々と佇んでいます。

正式な住所こそありませんが、Googleマップ上では「ガジュマル」という名称で登録されており、
現地を訪れる際はこのピンを目印に向かうのがおすすめです。

まるでラピュタの世界!東シナ海を見下ろす「天空のガジュマル」

東シナ海を見下ろす丘の上で、珊瑚質の岩にしっかりと根を張り巡らせる巨大なガジュマル
根のうねりや幹の曲線はまるで生き物のようで、まさに“怪物”が地面から立ち上がっているかのような迫力です。

空へと伸びるように枝を広げるその姿は、まるで『天空の城ラピュタ』に登場する飛行石のよう。
樹の高さは推定でおよそ15メートルほどもあり、周囲に遮るものがなく荒涼とした丘の上にそびえるその姿は圧巻です。

もともと自然のままにここまで成長したのか、あるいは地盤整備などの工事の過程で掘り出され、そのまま残されたものなのか——。
その経緯は謎に包まれていますが、ただ一つ言えるのは**「とにかくすごい迫力」**ということ。

訪れる人の少ない静かな場所ですが、ここでしか見られない“空と海と樹”が織りなす絶景が待っています。

現在は立ち入り禁止に。リゾート開発予定地の看板も

実はこのガジュマルのある丘には、2024年ごろまで自由に立ち入ることができました。

ところが2025年に入ってから、状況が一変。
丘の入口に「リゾート施設建設予定地」という看板が立てられ、現在は立ち入りが禁止されています。

かなり広大な土地で、どの企業がこのエリアを買い取ったのかは明らかになっていませんが

地元では「全国展開するパチンコ系企業のリゾート部門が関わっているらしい」という噂があります。

徳之島は観光資源こそ多いものの、産業は農業が中心。
リゾートが建設されることで、島に新しい風が吹くのも事実。今後どのように徳之島が変化していくか楽しみですね。