山梨県・八ヶ岳。標高1350mという高地に全国から食通が押し寄せる伝説の店があります。その名は「仙人小屋」。
グルメサイト「食べログ」でランキング1位を獲得したこともある、知る人ぞ知る名店です。
提供されるのは、店主自らが山に入って調達した新鮮な山菜、きのこ、そして熊や鹿などの「ジビエ」たち。
壁には熊の皮、頭上には剥製。まさに仙人の小屋のような気配がムンムンと漂う店内で、自然の命をダイレクトにいただく。
レストランの枠を超えた、野性味あふれる食体験をレポートします。
八ヶ岳高原ラインの爽快ドライブ。その先に待つ「文明に毒されない」聖域

「仙人小屋」があるのは、八ヶ岳高原ライン沿い。車を走らせれば、窓の外には風光明媚な景色が広がり、運転しているだけで心が洗われるような最高のロケーションです。
しかし、この店はただの「景色の良いレストラン」ではありません。 過去に公式ホームページに記された、あまりにも強烈な一文。
『文明という名の怪物に毒されず 自然に遊び 自然に学ぶ』
文明を「怪物」と言い切るその姿勢。この言葉だけで、ここが並大抵のお店ではないことが伝わってきます。
どんなお店なのでしょうか?以下レポートします。
外壁に張り付く大量の「熊皮」。衝撃的な店構えと、計算された薪の美しさ

駐車場に車を停め、建物を見るとびっくり。
建物の外壁を覆うように、貼り付けられているのは大量の熊の毛皮。
ここがただの飲食店ではないことを、入店前から強烈に突きつけてくるインパクト絶大の店構えです。
ただ、視線を下に移すと驚くほど丁寧に美しく積み上げられた薪の山が。その整然とした様子から、店主(仙人)のきめ細やかで実直な仕事ぶりが伝わってきます。
野生の荒々しさと、人の手による丁寧な暮らし。
その対比が底知れぬ魅力を物語っています。
お土産は「熊の毛皮」!?無料の野草茶と、臭みゼロの絶品「熊&鹿」焼肉

いざ入店すると、外観以上のワイルドな雰囲気に圧倒されます。
渋い木材で組まれた建物は、小屋のようでありながら非常に堅牢な造り。そして壁にも天井にも動物の骨や皮がズラリ……! ここは博物館か、それともマタギの拠点か。
さらに驚いたのが、「熊の毛皮」が販売されていること! お土産のレベルが高すぎる。
そんな衝撃を受けつつ席に着くと、今度は嬉しいサービスが。 野草茶やカリン茶など、数種類の自家製茶が無料で飲み比べできるのです。 骨と皮に囲まれたワイルドな空間で飲む、身体に優しいお茶の味。このギャップにホッと一息つけました。

そしていよいよメインディッシュ。今回は「熊肉と鹿肉の焼肉」を注文。
ジビエといえば「臭みがあるのでは?」と構えてしまいがちですが、一口食べてその不安は消し飛びました。
処理が完璧になされているため、臭みなんて全くありません。 噛むほどに溢れる肉の旨味。
「ジビエってこんなに美味しかったのか」 命をいただくありがたさと、純粋な美味しさに感動するランチとなりました。
以上です!最後までご覧いただきありがとうございました。
アクセス
※情報が変更される可能性があるため公式ページをご確認ください
公式ページ:http://senningoya.com
TEL:090-8812-9958
住所:〒409-1501 山梨県北杜市大泉村西井出6924-2
営業時間:4~10月 毎週木曜日
11月・3月 毎週水・木曜日
12~2月 毎週火・水・木曜日
定休日:11:00~15:00(ラストオーダー)
グーグルマップ
参考サイト
公益社団法人やまなし観光推進機構https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/eat/p_8373.html
食べログ:https://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19003778/


