和歌山県の白浜に男女のシンボルが祀られている神社がある。その名も「歓喜神社」
夫婦和合や子宝にご利益がある由緒正しき神社ですが「ふざけているのかな?」とも思う、神様の顔が陰部になった絵が記された絵馬やお土産が並んでいます。
また、境内には男女が交わり合った仏像などが展示されている「白浜美術館」もあり、見どころ満点。
詳しい様子を写真と共にお伝えします
白浜美術館の様子
受付を過ぎると、最初に現れるのが白浜美術館です。館内は写真撮影禁止ですが、大変見応えがあります。
館内にはチベットの密教美術でよく見られる男神と女神が抱き合う姿の歓喜仏(ヤブユム)や性崇拝の民具が多数展示。ただ、男神と女神の結合部が拡大されていたり、覗き込めるように展示していたりとリアクションに困ります
おそらく文化的な教養がある方から見るときちんとした展示なのでしょうが、どうも宗教と性を同列視をしてはいけない感覚があって変な気持ちになる
歓喜神社の面白絵馬
受付付近に絵馬が並んでいました。白浜美術館に展示されていた観喜仏を漫画化させたデザインの絵馬が並んでいる。きちんと、玉も描かれている
七福神が描かれたタイプの絵馬もある。・・・あれ??神様の顔が全て陰部だ。七福神の宝船の帆は女性器である
歓喜神社の御神体の様子
男性と女性のシンボルを御神体として祀る「歓喜神社」。正式には坂田神社(坂田山祭祀遺跡)と呼ばれています
しばらく進むと階段があります!階段を登った磐座が御神体です
超リアルな磐座。なんと1300年以上前に刻まれたと伝わっている
現代と比べ、昔は妊婦や乳幼児の死亡率がはるかに高かった。この磐座に向かって、古来より子孫繁栄、安産祈願が行われてきた。
そういった背景を踏まえて境内に点在する男女のシンボルを見ると、とてもありがたく感じる。
奉納殿の男根も必見
奉納殿には巨大な男根を中心に様々な形状の性器モチーフの木や石がまつられています
まとめ
紀伊半島南部は古事記に由来する神社が点在しており、太古からの信仰や独自文化が残っています
そんな中でも特におすすめのスポットがここ「歓喜神社」です
最後までご覧いただきありがとうございました
アクセス
TEL0739-42-2589
住所和歌山県西牟婁郡白浜町1-1
営業時間8時30分~17時 (最終入館は16時45分まで)定休日水曜日
料金大人500円
アクセスJR紀勢本線「白浜駅」から車で約15分
紀勢自動車道「南紀白浜IC」から車で約20分
最寄バス停「阪田山」下車 徒歩約5分
参考になるサイト
南紀白浜観光協会HPhttp://www.nankishirahama.jp/spot/detail.php?spot_id=35