青森の夏を焦がす、青森ねぶた祭。その熱気と興奮を一年中いつでも味わえる場所が「ねぶたの家 ワ・ラッセ」です。
ここの凄さはなんと「祭り本番ではあり得ないほどの至近距離」で巨大なねぶたを鑑賞できること!
職人の筆遣いや紙の質感まで見える距離感に加え、普段は見られない「ねぶたの内部」に入ってみたり、生で「ねぶた囃子」の演奏を楽しんだりと、体験メニューも充実。
詳しい様子を写真とともにお伝えします。
まるでエヴァの使徒!?青森駅前に現れた赤い建物「ねぶたの家 ワ・ラッセ」

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」があるのは、JR青森駅のすぐ目の前。
改札を出て海手へ進むと、とてつもない存在感を放つ建物が現れます。
鮮やかな朱色で、直線と曲線が複雑に入り混じったそのデザインは「エヴァンゲリオンの使徒」のよう!
一階はお土産が揃う物産店になっており、ミュージアムの受付は二階です。
エスカレーターで上へと向かうと、そこにはハネト(踊り手)の衣装やねぶたの展示がお出迎え。
「やっぱり青森に来たからには、ねぶたを見ないと始まらない!」 そんな旅のテンションを一気に上げてくれる展示です。


タッチパネルで「オリジナルねぶた」作りに挑戦!

券売機でチケットを購入し、いよいよ館内へ。
まず現れるのは、両側の壁にずらりと並んだパネル展示です。ここでは、ねぶた祭りの長い歴史や伝統について深く学ぶことができます。

そして、その先には面白いコーナーが!なんとコンピューターを使った「ねぶたデザイン体験」です。
手元のタッチパネルで好きなパーツや色を選ぶと、目の前にある真っ白なねぶたの面(顔)に、そのデザインがパッと投影される仕組み。
最新のプロジェクションマッピング技術で、自分だけの「オリジナルねぶた」が一瞬で完成! 意外な顔ができあがったりして、思わず盛り上がってしまいました。

まるでパラバルーン?ねぶたの「中」に広がる、温かくて懐かしい光の空間

解説コーナーを抜けると視界が一気に開けました。
2階から見下ろす吹き抜けの大広間には、実際に祭りに出陣した大型ねぶたなど、およそ10台がずらりと鎮座!上から見下ろすアングルも新鮮ですが、下に降りて見上げるねぶたはまさにド迫力。 祭り本番の人混みの中では、ここまで近づいてじっくり眺めることは不可能です。

さらに貴重なのが「ねぶたの内部」を覗けるコーナー。
実はねぶたは針金で組まれた枠組みに和紙が貼られただけのシンプルな構造ですが、中は大きな空洞になっています。
内側から見る明かりは、柔らかく空間全体に広がっていて、なんだかとても温かい……。幼稚園の頃に友達みんなで遊んだパラバルーンの中にいるような、不思議な懐かしさを思い出します。


また、館内では「ねぶた囃子」の生演奏も1日3回行われています。 光と音で青森の魂を感じるひととき。詳しい演奏時間は公式HPをチェックしてみてください。
青森市文化観光交流施設ねぶたの家わらっせ
公式HP http://www.nebuta.jp/warasse/


町内会の手作りから、プロの芸術へ。「ねぶた師」という生き様
展示後半はねぶたを製作する「ねぶた師」に焦点を当てた展示でした。
青森のねぶたは元々、町内会等の単位で製作されたものでしたが時代と共にその技術は専門化・固定化していき製作者が「ねぶた師」と呼ばれるようになりました。
青森ねぶた祭 オフィシャルサイトhttps://www.nebuta.jp
ねぶた師の経歴を記したパネルが面白く、ねぶた師の職人家系の方も入れば、脱サラしてねぶた師になった方もいらっしゃいました。


アクセス
TEL:017-752-1311
住所:〒030-0803 青森県青森市安方1-1-1
JR青森駅から徒歩1分
営業時間:9:00~19:00 (5月~8月) ・ 9:00~18:00 (9月~4月)
休館日:12月31日、1月1日、8月9日~10日
駐車場:有り(見学者は1時間無料)


