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京都駅付近に潜む化石スポット一覧【MAPで紹介】

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京都駅に!?化石スポット場所一覧。MAPで紹介 京都府
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京都駅付近に「化石」を間近で見ることができるスポットがあるって知っていましたか?

この記事では、そんな京都駅周辺の化石スポット“全9箇所”の場所や見どころを、写真とともに詳しくご紹介します!

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物見遊山

家族旅行の合間に隙を見つけてはディープで不思議なスポットを巡っています。
旅行記を読むのが好きで、ライターに憧れてブログを始めました。面白いスポットがあればぜひ、教えてください!!

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京都駅ビルは“石の博物館”!世界中の石材と化石に出会える駅

京都駅の写真

京都駅といえば「ガラス張りの現代的な駅」という印象を持つ方が多いかもしれませんが、
実は建物全体に世界各地から集められた石材がふんだんに使用された全国的に見ても非常に珍しい駅なのです。

使用されている石材の種類はなんと73種類

様々な種類の石材
京都駅の柱の写真。いったい一つの柱に何種類の石材が使われているんだ?ってか石材の無駄遣いじゃない?(小声)

使用された石材のなかには偶然にも化石が刻まれた石もあり、注意深く観察すると古代の生き物たちの姿を見つけることができます。

どデカい恐竜の化石がある!…
というわけではありませんが、たとえそれが小さな化石であっても、太古の生き物が本当にここに存在していたんだとワクワクすること間違いなし。レッツ化石ハンティング!

京都駅の化石スポット一覧と地図

  • 京都駅中央口「石の博物館」【アンモナイト】
  • 京都駅ビル No52階段【アンモナイト3つ】
  • 京都劇場の入り口付近【厚歯二枚貝】
  • ホテルグランビア京都入り口付近【べレムナイト】
  • ポルタ 京都駅地下街 出口4【ウニ】
  • 京都中央郵便局 南東出入り口【アンモナイト】
  • JR京都伊勢丹2F入り口 【サンゴ、牡蠣】
  • 新幹線乗り場と近鉄乗り場の間の柱【サンゴ】
  • ブーケガルニ1F【厚歯二枚貝】

以下は大まかな位置情報を記した化石スポットのMAPです。京都市青少年化学センターにある化石展示を参考に作成しました。

京都駅の化石の場所を一覧にしたMAP。
不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

京都駅周辺には、まだまだ「これ、化石っぽいかも?」というスポットがたくさんあります。
今回取り上げた場所以外にも、きっと面白い発見があるはず。もし新しいスポットを見つけた方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください!!

①京都駅中央口「石の博物館」ジュライエロー(ドイツ)【アンモナイト】

初めに紹介するスポットは、京都タワーを正面に右に歩いて行った所にあるアンモナイトの化石。

実は地元の人にもあまり知られていないのですが、京都駅を支える柱にはなんと全288種35カ国の石が埋め込まれる形で展示された石の博物館という一角があります。
その規則正しく並んだ石のブロックには、石材の名前と産出国名が書かれているのですが、
ドイツのジュライエローというブロックに注目すると…発見!
黄色くくすんだ中に茶色く渦を巻くアンモナイトだ!!

石の博物館と名付けられた柱で見られるジュライエローのアンモナイト

②京都駅ビル No52階段【アンモナイト3つ】

「No.52階段」では3つのアンモナイトの化石を観察できます。

地下から行くと分かりやすいです。
京都駅のJR中央改札口(七条出口)を出てすぐのエスカレーターで地下1階へ。人通りの少ない右(東)方向へ進むと到着します。
横並びに2つ階段があるのですが、手前側の階段(地下2階のポルタに向かう)を1つ降りた先の壁面にアンモナイト2つが埋まっています。

2つ並ぶアンモナイトの化石の場所

壁にうっすらとした渦巻きの姿を見つけることができれば、テンションが上がること間違いなし!ちなみに、この化石は**京都駅ビル公式HPにも掲載されている“お墨付きスポット”**です。

京都駅ビルで見られるアンモナイトの化石
1つ目
京都駅ビルで見られるアンモナイトの化石
2つ目

定規を当てて大きさを測ってみました。2つとも10センチほどの結構大きさ。結構大きい。
さらにもう1つ、カタツムリほどの小さなアンモナイトも存在します。

隣り合うもう一つの階段(京都劇場側)の地上入り口入ってすぐ左手の足元にご注目。

京都駅ビルで見ることのできる小さなアンモナイト化石の場所
京都駅ビルで見られるアンモナイトの化石

③京都劇場の入り口付近【厚歯二枚貝】

化石のある京都劇場前の様子

先ほどのNo.52階段のアンモナイト化石スポットからさらに奥へと進むと、京都劇場の入口付近に到着します。
近くには隣り合うように設置されている掲示板が二つありその間の壁面に、厚歯二枚貝の化石が刻まれています。こちらはサイズも大きく、比較的よく知られた化石のようです。

さっそくエスカレーターに乗って確認しに行くと……

京都駅前の厚歯二枚貝の様子

あれー!!なんと化石が観察できる壁一面に、外国人観光客向けの説明パネルが貼られていました。残念すぎる……。とはいえ、パネルの下からは化石の一部がひょっこり顔をのぞかせています。

京都駅前の厚歯二枚貝の様子。パネルしたから少し見えている

ただ、掲示板右横の石材にも注目してみると、左右対称の独特な模様が浮かび上がっています。
こちらもおそらく、厚歯二枚貝の断面ではないかと思われます。

京都駅前の厚歯二枚貝の様子

④ホテルグランビア京都入り口付近【べレムナイト】

化石が見られる京都グランビア入り口の様子

京都劇場の反対側にあるホテルグランビア京都入り口付近にはべレムナイトというイカのような見た目の生き物の化石を観察できます。

京都グランビア入り口で見られる化石、べレムナイトの様子

ここで見られるベレムナイトの化石は小さめ。しかし、壁面をよく見るといくつも発見できるのが面白いポイント。かなり高い位置にも化石が刻まれているため、夢中になって観察していると首が痛くなってしまうほどです。

⑤ポルタ 京都駅地下街 出口4【ウニ】

京都駅ビルで見ることのできる小さなウニ化石の場所

京都駅の地下街「ポルタ」では、ウニの化石を見つけることができます。
場所は京都タワー方面に抜ける出口4の掲示板付近。立ち止まってよく観察してみると、そこに眠るウニの姿が。

京都駅地下街のポルタにあるウニの化石

私たちが知るトゲトゲのウニとは少し違う見た目ですが、れっきとしたウニの化石です。

【豆知識】ベージュっぽい大理石の中に化石が潜んでいることが多い

実は、これまでご紹介してきた化石のほとんどがベージュっぽい大理石の中に眠っていました。大理石は、水底に積もった生き物の死骸などからできた石灰岩がマグマの熱で変成して生まれる石。

そのため、建物の柱や壁に使われた大理石の中には、こうして化石が含まれていることがあるのです。

さらに化石を探すちょっとしたコツもあります。大理石は大きく「白・グレー・ベージュ・赤」の4系統に分けらます。

  • 白色は高温の熱を受けており、化石はほとんど残らない。
  • ベージュはあまり熱を受けていないため、化石がよく見つかる。
  • グレーや赤はベージュほどではありませんが、比較的化石を見つけやすい。
不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

化石はただの偶然の産物ではなく、石の色にヒントが隠されているんですね。

⑥京都中央郵便局 南東出入り口【アンモナイト】

京都中央郵便局の様子
休日でも入場可能

京都駅の中央改札を出て、京都タワーを正面に見ながら左へ進むと「京都中央郵便局」にたどり着きます。この建物の南東側入り口付近にアンモナイトの化石が潜んでいます。

京都中央郵便局で見ることのできるアンモナイトの化石
京都中央郵便局にあるアンモナイトの化石

入って正面にある「窓口のご案内」というパネルの陰をよく見ると、くっきりとしたアンモナイトの姿が! パネルによって一部隠れていますが、貝殻の筋まで確認できるほど鮮明です。

ただし注意点がひとつ。京都中央郵便局の窓口業務は2025年に京都駅周辺へ移転予定とのこと。このアンモナイトを間近に見られるのも、あとわずかかもしれません。

⑦JR京都伊勢丹2F入り口 【サンゴ、牡蠣】

化石が潜む京都伊勢丹の様子

京都伊勢丹の2F入り口入ってすぐ、真ん中のグレーの柱でサンゴと牡蠣の化石を見ることができます。

京都伊勢丹の珊瑚の化石

化石を見るとサンゴ独特のつぶつぶした多孔質の構造が見て取れます。サンゴの化石はカルシウムが豊富ということもあり古くから漢方薬等に使わてきました。

京都伊勢丹の牡蠣の化石

こちらは牡蠣の化石。途中でスライスされており断面図のようになっていますが、我々が知っている牡蠣と同じ形をしていますね。シーラカンス同様、牡蠣は太古の昔から形を変えず存在していることがわかります。

⑧新幹線乗り場と近鉄乗り場の間の柱【サンゴ】

JR東海 京都駅新幹線乗り場の様子

JR東海の京都駅新幹線改札口と近鉄の改札口の間の柱でもサンゴの化石を見ることができます。

複数柱がありますが、どの柱にもサンゴの化石のような物が見られます。ただ、こちらは待ち合わせスポットのような場所にもなっているので柱にもたれかかっている人が多く、
柱をまじまじと観察していると「何この人?」状態になってしまうので注意が必要です。

京都駅の化石の様子。
柱左につぶつぶとサンゴの化石っぽいものを発見
京都駅の化石の様子。
右の方にブワッと毛のようにはえた模様が。サンゴかな?

ちなみに、京都駅の新幹線ホームはJR東海の管轄。京都は関西に位置するのになぜJR東海?と思われるかもしれません。詳しくはこちらで解説しています。

⑨ブーケガルニ1F【厚歯二枚貝】

最後は京都駅から離れますが、徒歩圏内の建物ブーケガルニです。京都駅の地下街をヨドバシカメラ方面へまっすぐ歩くとたどり着くことができます。

入り口はこちら。入ってすぐの場所が目的のエレベーターホールです。

建物の名前「ブーケガルニ」とはフランス語でハーブや香味野菜を糸で束ねたものを指す言葉だそうです。エレベーターの扉もヨーロピアンな見た目で独特の雰囲気がありますね。

化石が潜む様子
京都駅近くの化石の写真

勾玉のような形の貝の化石が複数確認できます。化石が豚バラブロックのように見えてきました。サムギョプサルが食べたくなってきたな。

京都駅近くの化石の写真

まとめ:京都駅は“巨大な化石図鑑”だった!

京都駅といえば「現代的で大きな駅」というイメージが強いですが、実際には**何千万年も前の生命の痕跡が眠る“石の博物館”**でもあります。
アンモナイトや二枚貝、ウニやサンゴなどの古代生物の姿を、まさか駅の壁や柱で観察できるとは驚きですよね。

今回ご紹介したスポットは全部で9箇所ですが、京都駅周辺にはまだまだ「これも化石っぽい!」という石材が隠れているはず。駅を利用するついでに、ちょっと立ち止まって探してみると、新しい発見が待っているかもしれません。

観光やショッピングの合間に、**ちょっとした“化石ハンティング”**を楽しんでみませんか? 京都駅が、ただの通過点から“古代のロマンに出会える場所”へと変わるはずです。

最後までご覧いただきありがとうございました。