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京都穴場観光スポット大正期の街並み【谷川住宅群茂庵】

京都府

京都・吉田山に佇む「谷川住宅群」は、大正時代に建てられた木造家屋が立ち並ぶ、風情ある街並みです。銅板屋根が特徴的なこれらの住宅は、まるでタイムスリップしたかのようなどこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。
特に、SNSで話題となっている「茂庵」は、その独特な雰囲気から「ジブリの世界みたい」と人気を集めています。緑豊かな自然に囲まれたこのカフェは、谷川住宅群の中でもひときわ目を引く存在です。
詳しい様子を写真と共にお伝えします

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谷川住宅群は旧京都帝国大学の職員向けの住宅街として形成された

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谷川住宅群の正式名称は「吉田神楽岡旧谷川住宅群」です。大正後期から昭和初期にかけて建てられた近代和風住宅群で吉田山の麓に位置する旧京都帝国大学で勤務する知識人向けに建設されました。
100年近く経った現在も、ほぼ当時の状況を維持しながら住宅地として活躍しており、国登録有形文化財や京都市の景観重要建造物、歴史的風致形成建造物に指定されている建物が多くあります。

実際に訪れてみると、緑豊かで古くから神聖な場所とされている吉田山がそうさせているのか、頭の中がすっきりする感覚がある。自然に囲まれながらゆったりと時間が流れる素敵な場所です。

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出発は神楽岡コースからがおすすめ

目的地とするカフェ「茂庵」は吉田山の山頂に位置しています。吉田山の麓から茂庵を目指すルートは4つ存在し、その中で谷川住宅群がルート上にある神楽岡コースがおすすめです。

神楽岡コースをGoogleマップで確認する

神楽岡コースへは市バスの利用が便利。車での訪問は近くのコインパーキングを利用する必要があります。昔は無料駐車場がありましたが2021年に閉鎖されてしまいました。

市バスの情報

京都駅から・・・・・5、17系統
阪急河原町から・・・5、17、203系統
京阪出町柳駅から・・17、203系統
を利用し「浄土寺バス停」または「銀閣寺道バス停」で下車。徒歩10分〜15分で到着

神楽岡コース入り口の様子
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神楽岡コースの道中に「五山の送り火」でも有名な大の文字が見えます。

谷川住宅群の風景

谷川住宅群は吉田山の斜面に沿って形成されており、モダンと伝統が融合した建物が印象的です。風情ある石畳や石垣が一層その雰囲気を引き立てています。

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訪問したのは秋。あられのようにどんぐりの実が落ちてきて、屋根に当たっては「カチカチ!」と音を立てているのが印象的でした。四季折々の風景が楽しめそうです。

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茂庵の様子

最終目的地の「茂庵」の看板を発見。山頂をひたすら目指せば迷うことなく茂庵にたどり着くことができます。

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順路に沿って歩くと、森の中に入る。こう言った雰囲気も風情があって良いなあ。

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あったぞ。茂庵だ

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私が訪れた休日の昼過ぎは混雑する様子が見られ、20分程度待ちました。公式HPから予約が可能なので、問い合わせてからの訪問がおすすめです。

アクセス

茂庵の情報
住所:〒606-8311 京都府京都市左京区吉田神楽岡町8
電話番号:075-761-2100
営業時間:11:30~18:00(17:00ラストオーダー)
毎週月曜日 / 火曜日(祝日営業、翌平日休業)年末年始、夏期休業 8/17~8/31

参考サイト

今日家まちづくりファンドhttps://www.kyoto-machisen.jp/fund/projects/kaguraoka/
お庭情報メディア.おにわさんhttps://oniwa.garden/moan-茂庵/
文化庁国指定文化財等データーベースhttps://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004260
文化遺産オンラインhttps://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/188990

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