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佐世保の隠れ名所「トンネル横丁」!戦後の防空壕商店街と絶品佐世保バーガー「ベースストリート」

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戸尾商店街の景色 長崎県
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長崎県佐世保市にまるで時が止まったかのような不思議な商店街があります。その名は「トンネル横丁(戸尾市場街)」。なんとここは、太平洋戦争の際に実際に使われたという岩山をくり抜いた巨大な防空壕を、そのまま再利用した世にも珍しい商店街なのです!
その薄暗く、ひんやりとした通路に一歩足を踏み入れればそこは独特の雰囲気が色濃く漂い、訪れる者をノスタルジックな気分へと深く誘う別世界が広がります。そして、このトンネル横丁で絶対に外せないのが佐世保名物・佐世保バーガーを熱々で味わえる**「ベースストリート防空壕店」**!

不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

今回は、この歴史遺産とも言える商店街のディープな魅力と防空壕の中でいただく絶品佐世保バーガーという他では決して味わえない特別な体験を豊富な写真と共に詳しくお伝えします。あなたもこのユニークな空間で歴史とグルメの冒険をしてみませんか?

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【佐世保】戸尾市場街の衝撃!岩山をくり抜いた「トンネル横丁」と8つの防空壕店舗の謎

商店街の景色

佐世保駅からぶらりと歩いて10分ほど、そこには**懐かしい昭和の風情が漂う「戸尾市場街」**が広がっています。一見すると、日本の地方都市で出会えそうな、どこかホッとするレトロな商店街。しかし、少し視点を変え、ある角度から商店の並びを眺めてみると…あなたの常識はきっと覆されるはずです!

なんと、高さ8メートルはあろうかという巨大な岩山を、まるでアリの巣のようにくり抜いた形で店舗が軒を連ねている一角があるのです。これこそが、今回の目的地、世にも珍しい**「トンネル横丁」**!!この圧倒的な岩山の上には、今は廃校となった旧戸尾小学校の校舎が静かに佇み、この地の歴史を見守っているかのようです。

実は「戸尾市場街」とはこのミステリアスなトンネル横丁のほか戸尾市場、三角市場、西海市場、中央戸尾市場という、5つの個性豊かな市場が集まったエリアの総称です。その中でもひときわ異彩を放つトンネル横丁は、まっすぐ一本の通路に沿って8つもの防空壕を巧みに再利用した店舗がずらりと並ぶ、まさに異色の存在感を誇っています。

【トンネル横丁の歴史】佐世保大空襲の防空壕が商店街に!? 戦後復興と人々のたくましさの記憶

「トンネル横丁(戸尾市場街)」のユニークな成り立ちには、港町・佐世保が経験した過酷な戦争の歴史が深く刻まれています。第二次世界大戦末期の昭和20年(1945年)6月28日から29日にかけて、佐世保の市街地は大規模な空襲に見舞われ、その中心部は焼け野原と化しました。この時、岩山をくり抜いて造られた頑丈な防空壕は多くの市民の命を守る避難場所として実際に使われたものです。
終戦後、全てを失いながらも、たくましく路上で商いを再開した露天商たちがいました。彼らが、市の要請を受けてこの堅牢な防空壕の中へと店舗を移したのが「トンネル横丁」の直接的な始まりと言われています。細長く奥へと伸びる防空壕の独特な空間はそのまま個性的な商店街へと姿を変え、戦後間もない混乱期には、この界隈が佐世保で最も人で賑わい、活気に満ちた場所の一つだったと伝えられています。

不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

絶望の中から生まれた人々の生活再建への力強いたくましさが、今もなおトンネル横丁に息づいているのです。

防空壕で佐世保バーガー!「ベースストリート防空壕店」の異空間な魅力と基本情報(営業時間・定休日)

「トンネル横丁」を訪れたなら、絶対に立ち寄るべき名店があります。それが、佐世保バーガーの人気店**「ベースストリート 防空壕店」**です! その名の通り、戦時中に使用された本物の防空壕をそのまま店舗として利用しているというまさに日本中を探してもそうそうお目にかかれない、唯一無二のロケーションが魅力。(Googleマップはこちら

内装の様子

店内は、防空壕ならではのアーチ型の天井が特徴的でどこか秘密基地を彷彿とさせるアメリカンテイストな内装も相まって、独特のワクワク感を醸し出しています。営業開始は12時からで木曜日が定休日。この異空間で味わう出来立ての佐世保バーガーは格別の一言です。

【実食】人生No.1に躍り出た!ベースストリートの絶品佐世保バーガー、衝撃の美味さと秘密、通販お取り寄せ情報も!

ハンバーガー

そして、この「ベースストリート防空壕店」で提供されるハンバーガー、私個人の感想ですが誇張一切なしで、これまで食べてきた数多のハンバーガーの中で、間違いなく一番の美味さでした!
まず、特注と思われるバンズの表面はサクッと音を立てるほどパリッと香ばしく焼き上げられ、中は驚くほどもっちりとした食感。そして、主役のパティは「ガツン!」と殴りかかってくるかのような肉肉しい存在感なのに、その隣に優しく寄り添う、ふんわりと焼き上げられた甘めのオムレツが見事な調和を見せています。
味の決め手となっているのは、ほんのりと甘く、しかし深みのある特製ソース。お店の方にこっそり伺うと、なんとハチミツを絶妙なバランスでブレンドした特製マヨネーズを使用しているとのこと!さらに、カリカリに焼かれたベーコンの塩気と香ばしい風味が全体の味を引き締め、まさに味、香り、食感の全てが、多方向から幸せの大きな波のように押し寄せてくる感覚。これはもう、ハンバーガーというカテゴリーを超えた、一つの完成された“洋食料理”と言っても過言ではありません。

この感動の味は、なんとクール便での全国配送サービスも行っているそうです!遠方にお住まいの方も諦める必要はありません。以下のサイトからお取り寄せ可能ですので、ぜひこの衝撃の美味しさを体験してみてください。(注文サイトURL: https://www.nagasaki-ichiba.com/products/detail/165 )

まとめ

長崎県佐世保市に息づく、戦後の歴史と現代の活気が交差するユニークな商店街「トンネル横丁(戸尾市場街)」。今回は、その岩山をくり抜いた防空壕を利用したという驚きの成り立ちと、そこに佇む佐世保バーガーの名店**「ベースストリート防空壕店」の衝撃的な美味しさ**をご紹介しました。佐世保駅から徒歩圏内にありながら、一歩足を踏み入れるとまるで昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気に包まれるトンネル横丁。かつては佐世保で最も賑わったと言われるその歴史は、戦後の焼け跡からたくましく立ち上がった人々のエネルギーを今に伝えています。そして、その象徴的な存在とも言えるのが、「ベースストリート防空壕店」。防空壕という非日常的な空間でいただく佐世保バーガーは、筆者が「人生で一番うまい!」と唸ったほどの絶品。パリッと香ばしいバンズ、肉肉しいパティ、ふんわりオムレツ、そしてハチミツが隠し味の特製ソースが織りなすハーモニーは、まさに洋食のような完成度でした。この感動の味は、クール便でお取り寄せも可能というのも嬉しいポイントです。トンネル横丁は、ただ古いものが残る場所ではありません。そこには、佐世保の歴史、人々の暮らし、そして最高の地元グルメが詰まっています。佐世保を訪れた際には、ぜひこの「トンネル横丁」を探訪し、「ベースストリート防空壕店」で絶品佐世保バーガーを味わってみてください。きっと、あなたの旅の記憶に、他では味わえないディープで美味しい彩りを加えてくれるはずです。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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アクセス

住所:〒857-0864 長崎県佐世保市戸尾町4