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伊東「ハトヤホテル」がエモすぎ!ワープする通路と昭和レトロ、全室温泉付きのフォトジェニック聖地巡礼

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ハトヤホテルの連絡通路 静岡県
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まるで時空を超えるワープホールのような通路、そしてバブル期の熱狂をそのまま閉じ込めたかのような豪華絢爛な内装──。ここは、創業昭和22年(1947年)から70年以上の歴史を刻む老舗「ハトヤホテル」。その唯一無二の空間が「レトロなのに新鮮でエモい!」とフォトジェニックなスポットとして再び脚光を浴びています。
鮮烈な赤い絨毯、ギラギラと輝くシャンデリア、そして昭和の子ども向けマンガに描かれていた“未来都市”を彷彿とさせるレトロフューチャーなデザインの数々。一歩足を踏み入れれば、そこはもう現実を忘れさせてくれる別世界!

不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

今回は、そんな「ハトヤホテル」の魅力と思わずシャッターが止まらなくなる必見の見どころを豊富な写真と共に詳しくご紹介します。あなたも昭和の未来へタイムスリップしてみませんか?

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増築を重ねた昭和の迷宮!70年輝き続けるハトヤホテルの豪華絢爛な魅力と清潔感

ハトヤホテルの外観

「ハトヤホテル」は1947年の開業後に増築に増築を重ね、現在ではなんと5つもの建物で構成される巨大なホテルです。70年以上の長きにわたり、その建物を丹念に修繕し続け開業当時の豪華絢爛な内装を今もなお大切に保持していることこそ、このホテルの最大の魅力と言えます。
歴史を深く感じる重厚な建物でありながら館内は隅々まで驚くほど清潔に保たれておりスタッフの方々のたゆまぬ努力が垣間見えます。もはや“生きた文化遺産”と呼ぶにふさわしく今後も永く残り続けてほしい場所です。

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タイムスリップ・ロビー!圧巻のシャンデリアと絨毯、そしてちょっぴり不便なWi-Fi事情

ロビーの写真

ハトヤホテルに到着してまず驚くのがロビーの圧倒的な広さと天井から降り注ぐような照明の豪華さです。きらびやかなシャンデリア、深紅の絨毯、そして重厚な調度品の一つ一つから開業当時の華やかな雰囲気がひしひしと伝わってきます。この空間でゆったりと過ごすだけでも、まるで昭和の映画のワンシーンに迷い込んだかのよう。

不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

ただし、そんなレトロな空間ならではの注意点も。ハトヤホテルではロビーでしかWi-Fiが使用できません。客室にWi-Fiはなし。

豪華な照明

館内の所々で見られる、少し“無理矢理感”のあるバリアフリー対応もご愛嬌です。

無理矢理なバリアフリー

館内を歩いているとただの通路でさえ「社交ダンスの会場」かと見間違えてしまうほど豪華な造りになっているのには驚かされます。

社交ダンスの会場のような照明

まるでSFの世界!ハトヤホテル一番人気の撮影スポット「ワープトンネル渡り廊下」の秘密

連絡通路

そんなハトヤホテルの中でも一番の人気を誇り多くの宿泊客がカメラを向けるのが本館と別館を結ぶ**「トンネル型渡り廊下」**です! 幾何学模様が敷き詰められた絨毯、木の葉をモチーフにしたかのような連続する窓枠、そしてウルトラマンの秘密基地を彷彿とさせる鮮やかな原色の色彩…。一歩足を踏み入れれば、まるで昭和の時代へと繋がるワープホールに吸い込まれるかのような強烈なレトロフューチャー体験が待っています。

ハトヤホテルのつうろ

この渡り廊下は昭和45年(1970年)に宿泊棟とバイキング会場(現在は夕食・朝食が提供されるシアター会場)を備えた別館が建設された際に本館とを繋ぐために作られたものです。トンネル型渡り廊下は昭和期に建設された物ですが、そのデザインは斬新で今もなお多くの人々を魅了し続けています。

巨大シアター会場での絶品グルメと館内に溢れる“グッとくる”昭和レトロの宝探し

シアター会場の看板
看板に示されている「プロムナード」とはフランス語で散歩を意味する言葉。

ハトヤホテルの最大の楽しみと言えるのが巨大なシアター会場での食事!その広さと豪華絢爛な舞台装置を思わせる遺構には、かつてハトヤが一大エンターテイメントリゾートホテルであったことがわかります。食事はバイキング形式。お料理も本格派で特に新鮮なお刺身や揚げたての天ぷら、ジューシーなローストビーフなどは絶品との呼び声が高い。

シアター会場の様子

さらにホテル内の至る所に残る、ちょっとした案内看板のフォントやデザインも当時の雰囲気を色濃く漂わせていて見逃せません。この記事ではとてもご紹介しきれないほど、訪れた人の心を“グッと”掴むレトロな看板や味わい深いフォトジェニックスポットが無数に隠れているのです。宝探しをしているかのようでこれまた楽しい体験だ!

ハトヤホテルと書かれた看板
シアター会場と書かれた看板
案内看板

【ハトヤホテルのお土産】レトロ可愛いハトグッズと、野坂昭如作詞だった!? CMソング「伊東に行くならハトヤ♪」の秘話

オリジナルグッズ

ハトヤホテルでの滞在をより特別な思い出にするなら、その昭和の雰囲気をギュッと閉じ込めたレトロで可愛らしいオリジナルグッズは見逃せません! 館内の売店にはホテルのシンボルであるハトをあしらった、どこか懐かしくて愛嬌たっぷりなデザインのアイテムがずらりと並んでいます。

不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

お土産を見ているだけでも楽しい!私も思わずレトロな絵柄が魅力的な湯呑とハンドタオル、そして旅の記念にキーホルダーを購入しました。

ハンドタオルと湯呑み、キーホルダー

お土産のパッケージや館内のポスターなど至る所で**「伊東に行くならハトヤ♪」**のキャッチーなフレーズが目に飛び込んできます。この一度聞いたら忘れられない印象的なCMソング、実は「おもちゃのチャチャチャ」などの作詞でも知られる、野坂昭如氏が手がけたというから驚きを隠せませんよね!以下は実際にTVで放映されていたCMです。

【ハトヤホテルの秘密】専用消防隊が存在!? 出動歴ゼロ&ナンバーは「41-26(良い風呂)」!

鳩や消防隊

ハトヤホテルの“備えあれば憂いなし”という徹底した精神は、なんとホテル専用の**「私設消防隊」**が存在することからも伺えます! もちろん、その主な設置目的は万が一の火災に備えるための火災警備ですが幸いなことに(?)これまで実際の火災で出動したことは一度もなく訓練のみでその役目を果たしているのだとか。何より平和が一番ですね。
そして、このハトヤ消防隊が誇る消防車には思わずクスッとしてしまう遊び心が隠されています。なんと、そのナンバープレートはハトヤホテルの電話番号にちなんで**「41-26」…そう、お馴染みの「良い風呂」**の語呂合わせになっているのです! 細部にまで貫かれたこのユーモアとサービス精神、さすがはハトヤホテル。こんなところにも訪れる人を楽しませようという心意気が感じられますね。

【ハトヤホテル客室】全室温泉風呂付き!和室・洋室・特別室と伊豆石の大浴場、どっちも楽しむ贅沢

部屋の様子

客室は昔ながらの落ち着きを感じる和室、機能的な洋室、そして広々と贅沢な時間を過ごせる和室と洋室がセットになった特別室など旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。この記事では、山側の一番安い価格帯の部屋の様子をご紹介しますが、どんなお部屋を選んでも共通の**“とっておきの贅沢”**が待っています。

お風呂の様子
部屋風呂の様子

それは、なんと全客室にプライベートな温泉風呂が完備されているということ! もちろん、ホテルには豪華な大浴場が完備。ただお部屋で誰にも気兼ねすることなく、自分だけの時間を満喫しながら好きな時に好きなだけ温泉に浸かれるのは何物にも代えがたい至福のひとときです。

浴衣
浴衣にハトヤホテルの「ハト」が描かれていてかわいい。

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アクセス

ハトヤホテル
公式HPhttp://www.hatoyahotel.com/home/index.html
〒414-0055 静岡県伊東市岡1391
Googleマップで詳しい様子を確認する
TEL:0557-37-4126
料金:1泊2食付き(2名使用時)1名1万4300円〜
●チェックイン15:00/チェックアウト10:00
●日帰り入浴/不可

まとめ

「伊東に行くならハトヤ♪」──そのあまりにも有名なフレーズと共に、多くの日本人の記憶に刻まれてきた「ハトヤホテル」。今回は、その名前だけでは計り知れない、驚きと発見に満ちた唯一無二の世界をご紹介しました。
創業70年以上の歴史を持ち、増築を重ねて迷宮のように広がる館内。そこは、昭和の華やかかりし頃の夢と熱気が、まるでタイムカプセルのように保存されたレトロフューチャーな異空間でした。豪華絢爛なロビー、時空を超えそうな「ワープトンネル」渡り廊下、そして全客室に完備された温泉風呂という贅沢。さらには、遊び心あふれる私設消防隊の存在や、思わず手に取りたくなるレトロ可愛いオリジナルグッズの数々まで。この記事ではとても紹介しきれないほど、ハトヤホテルは“グッとくる”魅力で溢れています。歴史ある建物でありながら清潔に保たれ、今もなお訪れる人を楽しませようという心意気が随所に感じられるハトヤホテル。そこは、単に古いだけの場所ではありません。昭和のエネルギーと、時代を経ても色褪せないロマン、そしてどこか懐かしい温もりが、私たちを優しく包み込んでくれます。新しいものだけがもてはやされる現代において、ハトヤホテルが放つ強烈な個性と変わらぬ魅力は、私たちに新鮮な驚きと、忘れかけていた何かを思い出させてくれるかもしれません。ぜひ一度、あなた自身の目で、この**“生きた昭和遺産”**とも言うべき場所を体験し、その唯一無二の空気に触れてみてください。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。