植物園を改装した日本最高峰の巨大カオスニューカルチャー施設【まぼろし博覧会】

ペンギンの集団静岡県
ブルースチェン

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日本各地で無くなりつつある昭和遺物や珍しいモノをぎゅうぎゅうに詰め込んだニューカルチャー施設。それがまぼろし博覧会だ!!
ストリップの看板、秘宝館の展示品、地球外生命体のミイラなど、展示が超カオス
埃やカビ臭さがたち混む昭和遺物の隙間を歩いていると、誰かの記憶の中に迷い込み、帰って来られないような恐怖感すらも感じます

見所を写真と共にをご紹介します

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まぼろし博覧会の魅力

園内の入り口

まぼろし博覧会は静岡県の伊東市に位置しています。植物園の跡地を改装した施設で非常に広いのが特徴
物量が凄まじく多く、エリアごとに珍しい物がジャンル毎に区切られているが、秘宝館から買い取ったという恍惚な表情を浮かべる美女マネキンが点在しており「なんでもあり感」を引き立てている

雛人形

今はなくなりつつある懐かしいものと珍しい物がミックスされており、奇妙だけど何故か落ち着く空間。まるで和風とチーズが合うように、これまで知らなかった驚きを感じることができる魅力的な施設なのだ

注意点が、空調設備がないこと。そして、ほこりとカビの匂い。足元が不安定な場所も多いので歩きやすい靴がおすすめだ

おすすめの展示

館内は複数のエリアゾーンに大きく分かれています。ゆっくり見て回れば、2〜3時間程度のボリュームがある。おすすめの展示をエリア毎に紹介します。

全長12mの巨大な聖徳太子像と巨大神輿

まぼろし博覧会

最初の展示エリアは大仏殿。巨大な聖徳太子像が現れます。密林から顔を覗かせる聖徳太子はここだけでしか見れないだろう
映画のために作られた奈良の大仏を聖徳太子に改造して京都からトラック8台で運ばれたと館長から聞きました

近くには東京藝大の学園祭で製作された巨大な牛頭馬頭御輿がある(幅約3.5m高さ約4m)もある。祭りのあとの置き場に困っていたところ、SNSで打診がありこちらで引き取った
2022年の作品ジンベイザメ神輿も展示されていました。どちらも学生の手で組み立ててもらったという。ただ作品を譲ってもらうだけでなく、人との繋がりを大切にしている施設なのだ

藝大の神輿
ジンベイザメ神輿

とにかく物量が多い園内。よく見ると訳がわからない展示が多い

休憩うんこタイム
地球外生命隊のミイラ

バブルの頃、全国のデパートで行われていた不思議展の像や高校生の卒業記念品、ラブドールの写真などが同じエリアに展示されている。すごくカオスな光景だ

通路の様子
左が卒業記念、右が不思議展、奥がラブドール

集結セヨ!ストリップは止まらない!「ストリップ記念館」

順路を進み、小高い丘を登るとストリップ記念館があります。昭和のストリップ劇場を移築したような施設で、客席やステージもあります

2018年に閉館になった広島第一劇場の看板
ストリップ劇場の看板
広島第一劇場は中国地方最後のストリップ劇場でした

芦ノ牧温泉劇場の看板もある。東北に残る最後のストリップ劇場だったがこちらも2018年に閉業。
ストリップ劇場は全国でも数えられるほどしか残っておらず、とても貴重な資料たちである

「今宵、みなさまを夢のファンタジーへお誘いします。」

芦ノ牧温泉劇場の看板
「ヤングの間でも大人気!」とあるが当時のヤングは今頃シニアになっていることだろう
ストリップ劇場の楽屋

大英智博物館とまぼろし島

看板の写真

大英智博物館

大英智博物館には「ちんちんgotoトラベル」があります。この言葉の意味はわかりません!
伊勢の「元祖国際秘宝館」で展示されていたもので、的にコルクが当たると男性器が吸い込まれていくゲームだという

大英智博物館とあるが英国ぽさは皆無でした

大英知博物館

まぼろし島

まぼろし寺まの舞台

まぼろし島は秘宝館の人形に着物を着せて展示した舞台。エクスタシーを表現しているのか、エロい表情で独特のポーズをとる人形が多いが、ボロボロの着物とあいまって退廃的な美しさがある

おっさん神宮

周囲には伊勢の「元祖国際秘宝館」のマスコットキャラクターの秘宝おじさんがまつられている神社もありました

秘宝おじさんの森
美脚神社
美脚神社

掲載しても良いのかな?超DEEPな「魔界神社 祭礼のゆうべ」

エロ、ホラーとグロが混沌としたエリアが「魔界神社 祭礼のゆうべ」。薄暗い建物の中にあり、怪しさが満点。特にマネキンの量も多いエリアだ

見逃せないのが元祖国際秘宝館の展示を中心とした、秘宝館メモリアルエリア

元祖秘宝館の入り口
秘宝館

馬の実演も行われていた伝説的秘宝館である

馬の実演看板

妊婦の体内を透明にして、月齢毎にその変化を示したマネキン

妊婦のマネキン

その他にも剥製の山や100年前の手押し霊柩車など様々な展示が目白押し。このエリアが一番好きだなあ

剥製の山
手押し霊柩車
薮病院が再現されたエリア

まとめ

見どころが多すぎて、今回紹介できたのはほんの一部です。まぼろし博覧会を目当てに、伊豆半島を訪れても良いと言い切れるほど展示ボリュームが凄まじく大満足の施設です。日々何かがアップデートされているので、一度目よりも二度目、三度目の訪問の方がこの世界をよりしっかり楽しめます

以上です。最後までご覧いただきありがとうございました

アクセス

まぼろし博覧会
【公式サイト】https://maboroshi.pandora.nu/index.html

住所:〒413-0231 静岡県伊東市富戸1310−1
詳しい場所をGoogleマップで確認する
電話:0557511127
営業時間:9:30〜17:30
駐車場:あり(無料)
【料金】大人1200円、小中学生600円