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青森の純喫茶で燃えるコーヒー飲んでみた【クレオパトラ】

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青森県
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青森駅近くに地元で愛される不思議な純喫茶があります。その名は「クレオパトラ」。
エジプトを連想させる店名とは裏腹に、店内は中国×欧州という独自の異国情緒が漂う空間です。

ここの必食メニューは「カフェ・ロワイヤル」。燃えるブランデーの香りをコーヒーに移して楽しむ一杯はインパクト絶大で感動の一杯。
五感で楽しむ老舗の味と、こだわりの内装を詳しくレポートします。

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物見遊山

家族旅行の合間に隙を見つけてはディープで不思議なスポットを巡っています。
旅行記を読むのが好きで、ライターに憧れてブログを始めました。面白いスポットがあればぜひ、教えてください!!

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朝7時から営業!看板の「O」に注目したい、旅人に優しい純喫茶

店の外観。クレオパトラのシルエット看板

青森駅から伸びるアーケード街を歩いていくとレトロな佇まいの「クレオパトラ」に到着します。ここはなんと朝の7時から営業。夜行バスや早朝の列車で着いた人にとって、この時間から温かいコーヒーが飲める場所は本当に貴重です。

お店の看板を見上げると店名である「CLEOPATRA」の文字の「O」の部分がコーヒー豆のデザインになっていることに気が付きました。
お洒落だ。

まるで宝石箱と世界旅行。多国籍なインテリアが織りなす「不思議な統一感」

カウンターの写真

扉を開けて驚くのが、外観からは想像できないほどの「奥行き」です。
そして視線の先には、磨き上げられた銀食器が並ぶカウンター。照明の光を反射してキラキラと輝くその光景は、まるで「宝石箱」を覗き込んだような美しさです。

奥に広い店内の様子

そして、さらに奥へと進むと……なんと中庭(庭園)まで現れました!
インテリアも非常にユニーク。 店名は「クレオパトラ」なのでエジプト一色かと思いきや、中国テイストの置物があったりアフリカンな民芸品が飾られていたりと実に多国籍です。

しかし、バラバラに見えて不思議と「民族的な温かみ」で統一されており、落ち着く調和があってセンスが光る。
ベルベットのような肌触りの椅子に身を沈めていると、ここ一箇所で「世界一周の旅」をしているようかのようです。

庭園を眺めながらコーヒーが飲める席
アフリカテイストな芸術品
中国、アフリカの民族が笛を吹いている写真が飾られている
ステンドグラスがある座席の景色
写真左は薪ストーブ。雪国ならではのアイテムです。

燃えるコーヒー「カフェロワイヤル」を飲んでみる!

青く燃えてます。写真では伝わりづらいかもしれません。

メニューを開いて迷わず注文したのは、看板メニューの「カフェ・ロワイヤル」。運ばれてきたのは、店名の通りゴージャスな食器と見慣れない形のスプーンでした。
先端が鉤状(フック)になっていて、カップの縁に引っ掛けられるこの専用スプーン、その名も「ロワイヤルスプーン」と言うそうです。

こんな食器初めて見た。ゴージャスすぎて貴族になった気分でざます。

カップにセットされたスプーンの上には、ブランデーを染み込ませた角砂糖。
そこへ店員さんが火を近づけると……ボッ!と美しい青い炎が立ち上がりました。ブランデーのアルコール度数は40%以上。そりゃあよく燃えます。

しかし、この炎が重要なんだそう。燃えることでアルコールが飛び、果実由来のブランデーのフルーティーな甘い香りが、あたり一面にふわっと広がります。
視覚、嗅覚、聴覚……まさに五感全てで楽しむエンターテインメントな一杯です。

クレオパトラの歴史

この「クレオパトラ」、創業はなんと昭和44年(1969年)。実は、美容器具や頭装品を販売する会社(株式会社タカヤ)が経営を始めた喫茶店なのだそうです。

「世界三大美女・クレオパトラ」を店名に冠しているだけあって、スタッフさんは全員が美人揃い!美を扱う会社がルーツだと知って、妙に納得してしまいました。
昔ながらの給仕さんを思わせるクラシックな制服もとても可愛らしく、お店の雰囲気に見事にマッチしています。

かつてこの場所には「松木屋」という大きなデパートがあり、買い物帰りのマダムたちで賑わっていたそうです。デパートが高層マンションに変わった今も、変わらぬ優雅さで街を見守り続ける青森の喫茶店。青森市に立ち寄った際は是非、足を運んでみてください。

参考文献
『愛しの昭和青森市S30年ー64年の記憶ー写文集』小山内豊彦 泰斗社 2015年

アクセス

住所:〒030-0801 青森県青森市新町2丁目8−4 タカヤビル
TEL:017-722-7778
営業時間:7:00〜17:00
定休日:毎週月曜日