京都・祇園にある「壹銭洋食」は、南座のすぐそばという便利な立地にある、昭和レトロな雰囲気が魅力の駄菓子屋風の洋食店です。一歩店内に足を踏み入れると、そこはまるでタイムスリップしたかのような空間。鉄腕アトムの人形や、どこか懐かしいギャグ絵馬が飾られ、昭和の駄菓子屋のような温かみのある雰囲気が漂います。
「壹銭洋食」の名物メニューは、その名も「壹銭洋食」。たっぷりの野菜や豚肉が入ったお好み焼きのようなもので、昔、子供たちが一銭で食べられたことから名付けられました。
詳しい様子を写真とともにお伝えします。
祇園の玄関口に位置する店構え

京阪祇園四条駅から八坂神社に歩いて行く道中に一銭洋食は位置しています。祇園の玄関口とも言える南座近くの場所で店構えがド派手。

昔はソースがかかっている食べ物は全て「洋食」と呼ばれていました。一銭洋食とは壹銭(お金の単位)で買えた洋食と言う意味です。
<公式H P>
壹錢洋食について|京都祇園名物「壹錢洋食」https://issen-yosyoku.co.jp/aboutissen/

店構えからプンプン漂う面白スポット感。通りかかったことがあるものの、中に入ったことがない人も多いのではないでしょうか。
北川景子に接客してもらえる
フードメニューは「一銭洋食」のみです。ドリンクメニューは多数でアルコールも注文できます。店内は一銭洋食をつまみにビールを飲んでいるお客さんが多い印象です。
店内を見渡すといくつかの席にマネキンが配置されており、賑やかさがあります。案内された席にもマネキンが座っていましたが、首からかけたネームホルダーに「北川景子」と書かれていました。ただ、北川景子感は首にかかったその文字のみです。

アダルトな絵馬が1番の見どころ
店内の一番の見どころは、ちょっとエッチな洒落がきいた絵馬。ぱっと見では、パッと見た感じではその意味がわからないものも多いですが、よく見てみるとかなりパンチの効いたものが多数並んでいて面白いです。

特に私のお気に入りはこれ。以下絵馬から
子供が「大変だパパがなぐられている」と交番へ、巡査「チョット待った」と二人の男を分けてから「どっちが君のパパなのか?」「いや。それでもめているの」

ご覧の通り「お父さんこれどういう意味?」と聞かれると困る物が多数なので子ども連れは注意が必要す。ただ、子連れや女性同士のお客さんは絵馬のないエリアに案内されているようでした。
絵馬を眺めて、一銭洋食を味わえる席は数席しかありません。席毎に趣が違うので、座りたい席を店員さんに相談すると良いでしょう。


下の写真はメニューの様子。外国人向けに英語も並列されていました。

一銭洋食はどんな味??レビュー

一銭洋食の味をお伝えします。見た目はクレープのような、薄い生地に卵やネギ、刻みこんにゃくがふんわりと挟まれています。
ソースは甘辛。食べてみて驚いたのが、薄い生地からダシの風味を感じることもできること。そして刻みこんにゃくに味が染み込んでいて、半熟玉子がとろっとはみ出す。綺麗に食べるには至難の技ですが、半熟玉子と沢山の具材が合わさったとろっとした部分が最高に美味しかったです。
一銭洋食の具材は以下のとおり
たまご、ちくわ、ねぎ、天かす、桜海老、小麦粉、ソース、浅草海苔、鰹節、紅生姜、国産和牛、味付けこんにゃく
まとめ
一銭洋食は祇園ならではのお色気ギャグ絵馬や景気の良い雰囲気があり、とても楽しい場所でした。味も最高!祇園や八坂神社観光に合わせての訪問がおすすめです。最後までご覧いただきありがとうございました
アクセス
〒605-0073
京都府京都市東山区祇園町北側238
TEL:075-533-0001 FAX 075-531-6511
本店営業時間 :年中無休
平日/午前11:00~深夜1:00
土曜/祝前日午前11:00~深夜3:00
日曜・祝祭日/午前10:30~午後10:00