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青森の純喫茶で燃えるコーヒー飲んでみた【クレオパトラ】

青森県
ブルースチェン

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京都府在住で32歳。趣味は格闘技観戦と観葉植物を育てること。

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青森市にある雰囲気抜群の純喫茶「クレオパトラ」。店名はエジプトだが、内装は中国式のインテリアに、ヨーロッパ調のステンドグラスなど多国籍。
クレオパトラの名物は「カフェロワイヤル」。ブランデーを染み込ませた角砂糖に火をつけ、アルコールを飛ばすコーヒーだ

写真とともに詳しい様子をお伝えしたいと思います

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店内の様子

青森駅から伸びるアーケードに沿って進むと純喫茶「クレオパトラ」にたどり着きます。朝7時から営業をしており。旅の朝にうってつけの店だ

店の外観。クレオパトラのシルエット看板
看板のクレオパトラの「CLEO」のスペルに注目。Oがコーヒー豆になっている

店内の様子をお伝えします。入り口から想像できないほど、奥行きのある店内だ

机に座りカウンターを眺めると、銀食器や照明の演出によってかなり煌びやかだ。この雰囲気がこそ純喫茶。美しい

カウンターの写真

椅子はヨーロピアンな柄にベロア調の生地で手触りが良い。可愛いメニュー表から「カフェロワイヤル」を注文

煌びやかカウンター
アフリカテイストな芸術品

奥に進むと庭園もある

奥に広い店内の様子
庭園を眺めながらコーヒーが飲める席

店名は「クレオパトラ」とエジプト感のある名前だが、店内には中国テイストな置物やアフリカンな民芸品が並ぶ。多国籍な店内だが民族感漂う感じは共通していて雰囲気は良い

中国、アフリカの民族が笛を吹いている写真が飾られている
ステンドグラスがある座席の景色
写真左は薪ストーブか雪国ならではのアイテムだ

燃えるコーヒーを飲んでみる!

「カフェロワイヤル」はブランデーを染み込ませた角砂糖に火をつけてアルコールを飛ばし、コーヒーに混ぜる。綺麗な炎とブランデーの甘い香りが魅力的で、五感全てで楽しめる。

その名に恥じない、ゴージャスな食器で届けてくれました。レシートも可愛い

青く燃えてます。よく見ないとわかりにくいかもしれません

店員さんがブランデーに火をつけてくださいました。カフェロワイヤルで使用されるスプーンも特徴的だ。先が鉤状になっているので、カップに引っ掛けられるようになっています。この形状のスプーンを「ロワイヤルスプーン」という

ブランデーの香りが引き立ってきたぞ。ブランデーは果実を使用しているため、フルーティーな甘い香りがする。ブランデーのアルコールは40%を超えるそうだ
そりゃ着火する訳だわ

味わってみる。・・・うまい!
コーヒーの香りにブランデーの芳醇な香りが掛け算され、より芳ばしさが感じられる味わい深いコーヒーでした

クレオパトラの歴史

クレオパトラは昭和44年(1969年)に美容器具や頭装品等を販売する「株式会社タカヤ」が経営を始めた喫茶店です。現在は高層マンションの近くに立地する形になっているが、この高層マンションが建設される前は松木屋という大きなデパートが建っていました。
創業当時はそのデパートを利用した客が頻繁に立ち寄ったようですが、デパートが閉店した現在も営業を続けている

スタッフは世界三大美女のクレオパトラの名前の通り全員美人な女性スタッフだ
制服が昔ながらの給仕さんっぽくて可愛いぞ

参考文献

『愛しの昭和青森市S30年ー64年の記憶ー写文集』小山内豊彦 泰斗社 2015年

アクセス

住所:〒030-0801 青森県青森市新町2丁目8−4 タカヤビル
TEL:017-722-7778
営業時間:7:00〜17:00
定休日:毎週月曜日

まとめ

他県の都市に比べ比較的多くのスナックや純喫茶が残る青森県青森市。沢山のチェーン店が出店してもなお、昔ながらの景色を残しデートの待ち合わせやショッピングの休憩、サラリーマンの昼食所等に使われ続ける喫茶店が残り続けていることは青森県の魅力でもある
そんな素晴らしい都市で特に異彩を放つのがここ「クレオパトラ」。青森市に立ち寄った際は是非、足を運んでみてください