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【香芝の宝探し】minca465は昭和・平成レトロの迷宮!400坪の古民家に眠るお宝雑貨と衝撃の安さ

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店内すぐの景色 奈良県
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子供の頃、夢中になったアニメのヒーロー、はじける可愛さとオーラをまとった昭和アイドル、実家にあったダイヤル式の黒電話や足踏みミシン…。そんな懐かしい記憶の欠片がぎっしり詰まった、タイムカプセルのようなお店が「minca465」です。
店内には鉄腕アトムのフィギュア、昭和アイドルの色褪せたプロマイド、今では珍しいレトロなデザインの昭和家電など、心をくすぐられるアイテムが所狭しと並び、訪れる者を一瞬で**“あの頃”へとタイムスリップ**させてくれます。それは、ただ懐かしいだけでなく、今となっては新鮮で新しい発見に満ちた、宝探し体験。

不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

今回は、そんな「minca465」の魅力あふれるレトロな世界を豊富な写真と共にディープにご紹介します!

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25mプール5個分!? 400坪の敷地に眠る、昭和・平成レトロの“宝の山”

店内の様子

「minca465」の魅力は、その圧倒的なスケール感にあります。敷地面積はなんと約400坪!これは学校の25メートルプールが4~5個もすっぽり入ってしまうほどの広さです。その広大な空間には、昭和レトロから平成初期にかけての懐かしい雑貨たちが文字通り“宝の山”のようにぎっしりと詰まっています。玩具や家電製品、文房具など、これだけの規模と種類を誇るレトロショップは、日本全国を探してもそう簡単には見つからないでしょう。まさに、レトロ好きやマニアにとっては必見の聖地なのです。

ウルトラマンランドセル

埃は“歴史の地層”!? 触れて感じる、タイムカプセルのような品々の重み

ポッドたちの写真
実家やおばあちゃんの家にあったポッドデザイン

店内に並ぶ商品は、まるで巨大なタイムカプセルから一つ一つ丁寧に取り出されたかのよう。年月を経てうっすらと埃をかぶりながらも、そのデザインや色彩からは当時の流行が色濃く感じられます。
試しに指でそっと触れてみると、埃がまるで歴史の地層のように固まったザラザラとした質感。そこからは、単なる古さではない、この商品が経てきた時間の重みのようなものが、ひしひしと伝わってきました。

ものが雑多に置いてある店内

マニア驚愕の安さ!掘り出し物ザクザク、見やすい陳列で宝探しが止まらない!

そして、レトロファンにとって何より嬉しいのが、その驚くほど良心的な価格設定。「この手の店にしてはめちゃくちゃ安い!」と思わず声が出てしまうほどで、予算を気にせず宝探しに没頭できます。
広大な店内ですが雑貨エリアや古道具販売エリアなど、商品がジャンルごとにきちんと整理されているのも素晴らしいポイント。どこに何があるか分かりやすく、ごちゃごちゃしているのに見やすいという陳列で、探求心をさらに掻き立ててくれます。

【minca465】昭和レトロな家電・家具も!懐かしいテレビやレコードプレーヤーに思い出が甦る

古道具

「minca465」の宝探しは小さな雑貨だけにとどまりません。店内には、あの頃の暮らしを彩った懐かしい昭和の家電や家具も数多く並んでいます。
現代のシャープでミニマルなデザインとは一線を画す、どこかくすんだ優しい色合いと角の取れた丸っこいフォルム。ボタン一つ一つにも個性があって、「なんであの頃の家電って、こんなにも愛らしくて、温もりがあるのだろう」と、目がうるうるしてしまいました。
子供の頃に家族みんなでチャンネルを奪い合った足つきのテレビや、初めてお小遣いを貯めて買ったレコードをドキドキしながらかけたプレーヤー…。そんな、忘れていたはずの甘酸っぱくてキラキラした記憶が、次々によみがえってくるようなノスタルジックな空間が広がっていました。

古い電話
古いカメラの写真

【minca465】別棟のアメリカン雑貨エリアが熱い!90年代アメ車文化と“顔が違う”レトロミッキーの衝撃

半分外のようなエリアに雑貨が並ぶ

「minca465」はまるで生き物のように増殖を続けており、もはや屋外と一体化したような開放的な空間にまで観葉植物やエキゾチックなトルコ雑貨などが並び、そのカオスな世界観をさらに広げています。
そんな数あるエリアの中でも、私が個人的に“イチオシ”したいのが、別棟に広がるアメリカン雑貨の専門エリア!ここは、古き良きアメ車文化や古着などアメリカンカルチャーがギュッと凝縮された空間です。

アメリカエリア
右上のミッキーとミニーの顔が変だぞ

そして、ここで注目したいのが古いミッキーマウスのぬいぐるみやおもちゃたち。ぜひ、一つ一つの顔をじっくりと見てください。古ければ古いほど、お馴染みのミッキーの顔が今の顔と全く違うことに驚くはず。どこか素朴で、人によってはちょっぴり不気味にも見える顔。ミッキーは顔に違和感があればあるほど古くてレアなのです。

【minca465の誕生秘話】築100年の古民家を改装!代表の想いと時間を忘れる居心地の良さの秘密

ヨネザワパトロールホーンと描かれたおもちゃ

数々のお宝が眠る「minca465」。この唯一無二の店は代表の中尾憲二さんが2014年頃にはじめました。建物のベースとなったのは、なんと築約100年にもなる風格ある古民家。その歴史を刻んだ建物を丁寧に改装し愛情あふれる膨大なコレクションで満たしたのが、このお店の始まりです。(このユニークな取り組みは、朝日新聞デジタルの記事でも紹介されています)
そして、このお店を訪れて誰もが感じるであろうもう一つの大きな魅力が居心地の良さ。気さくで愛想の良い店員さんたちが、訪れる人を温かく迎えてくれ、店内に広がる“宝の山”での探索に夢中になってしまいます。たくさんのモノで溢れているのに、なぜか心が落ち着きいつまでも滞在したくなるような不思議で居心地の良い空間でした。この温かい雰囲気もまた、「minca465」が多くの人に愛される理由なのでしょう。
※他サイトではカフェの営業が記されていますが、2023年2月下旬の訪問では中止されていました。詳しい情報は公式Facebookを確認すると良いですhttps://www.facebook.com/minca465/?locale=ja_JP

アクセス

住所:住所:奈良県香芝市畑465
詳しい場所をGoogleマップで確認する
TEL:0745-27-8541
営業時間:11:00〜17:00
定休日:火水木
駐車場有(店員さんが丁寧に対応してくださります)

まとめ

「minca465」──そこは、ただのレトロ雑貨店という言葉では到底表現できない、私たちの“好き”が凝縮された、巨大な秘密基地のような場所でした。昭和レトロな家電に懐かしさを覚え、子供の頃に欲しくてたまらなかったおもちゃに心を躍らせ、そして90年代のアメリカンカルチャーが爆発する別棟では、忘れていた青春時代の記憶が鮮やかによみがえりました。うっすらと埃をかぶった品々に触れるたび、まるで時間の重みそのものに触れているような、不思議で愛おしい感覚。そして何より、これだけの素晴らしいコレクションが、オーナーの深い愛情によって集められ、築100年の古民家という居心地の良い空間で、驚くほど手頃な価格で私たちを迎えてくれる。このお店が多くのレトロファンに愛される理由が、今回の訪問でよく分かりました。この記事でご紹介できたのは、約400坪の“宝の山”の、ほんの一握りにすぎません。「minca465」は、訪れるたびに違う表情を見せ、常に新しい発見が待っている、まさに底なしの魅力を持った場所です。あなたも、自分の大切な思い出を探す旅に、そして新しいお宝と出会う冒険に、出かけてみてはいかがでしょうか。きっと、時間を忘れて夢中になれるはずです。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。