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西表島にある沖縄最大の滝が絶景でした【ピナイサーラの滝】

沖縄県
ブルースチェン

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京都府在住で32歳。趣味は格闘技観戦と観葉植物を育てること。

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動植物の多様性が認められ、世界自然遺産に登録されている西表島。たくさんの美しい景色が広がる中、特に人気のスポットが今回ご紹介する「ピナイサーラの滝」
落差50メートルで流れ落ちる滝は、映画「ジュラシックパーク」に登場するかのように大迫力。

写真とともに詳しい様子をご紹介します

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船酔い地獄の船内

八重山観光フェリーの様子
利用したフェリーである。船内は少し寒かったので冷え性の方は長袖の用意がおすすめです

ピナイサーラの滝がある西表島には、空港がありません。空港のある石垣島から1時間程度フェリーに乗って移動する必要があります。

3月の春休みシーズンと関係してか、船内はたくさんの人で賑わっていました。ただ、なぜか船内の前方の席がガラ空き。船内後方の席はぎゅうぎゅう詰め。座席指定ではないため、「ラッキー♪」と前方の座席2つを使って広々とくつろぐ。快適な船旅ができそうだ

しかしどうも気になる。「なぜこんなにも前の座席が空いているのか」乗務員の方に理由を尋ねると「船内は前に行けば行くほど揺れやすいので、前座席は船酔いをしやすいからですよ」

マジかよ。でも乗り物酔いには強いから大丈夫!と思っていた
出航20分後。船内の揺れが激しくなる。「おえー!!」船内の至る所から大合唱が聞こえるではないか
そんなに天気が悪い訳ではなかったのだが、前日は大雨だった
その影響もあるようで、波の高さが凄まじい

他人の嘔吐の音を聞いていると、だんだんと気持ち悪くなってくる。気を逸らそうと、前方で流れているイリオモテヤマネコの生態を解説したTVを見るも逆効果

「気持ち悪いかも」という一瞬の思考が脳内をジワジワと侵食しているのがわかる

乗り物酔いに弱い人は絶対に酔い止めを服用することをおすすめします

船の時刻情報はこちら
八重山観光フェリーの公式サイト

3月の西表島でちょうど良い服装は?

待合所の様子

船酔い地獄を乗り切った!ようやく西表島に到着

到着後、港のトイレは激混みである。その理由は西表島のツアーに参加するため、中で水着へと着替えている人がいるからだ。これはかなり迷惑。上船する前から水着に着替えておくことをおすすめします。

ツアーを利用してピサイサーラの滝へと向かいました

3月の西表島は日差しは暑いが、カラッとして過ごしやすい気温。半袖短パンは少し寒い。長袖の速乾シャツに速乾性のあるジャージ素材の長ズボンがちょうど良い服装

西表島でワニを発見??

ツアーではカヌーに乗って、滝に向かいます

カヌーを漕いでいる景色
大冒険といった雰囲気でテンションが上がるな!
関西に住んでいるとなかなかお目にかかれない景色だ。根っこが面白い

水を舐めると少し塩っぱい。淡水と海水が入り混じった汽水域を進んでいるようだ

植物にとって塩は毒である両脇の木々を眺めると、黄色い葉っぱがいくつかあるが黄色い葉は塩分を含んだ葉

他の葉を生かすために、一枚の葉に負担をかけ、他の葉っぱを生かすマングローブならではの植物特徴を確認することができる。

散った葉を見てみるとほとんどが黄色だ
目的地の滝が見えてきたぞ。この後右側に見える植物に突っ込む。棘があってめっちゃ痛かった

怪物が出てきそうな雰囲気だ・・・ワニが出てもおかしくない雰囲気
いやこれは冗談ではなくワニが実際に西表島で発見されたと八重山の公文書に残っている。
学者によると、西表島で発見されたワニは「イリエワニ」と言う種類ので、海流に乗ってやってきたと推測されている
西表島にワニは生息していない。しかし、遭遇する可能性は0ではない

カヌーの大渋滞がすごい。ここから山道を進む

西表島の珍しい植物

カヌーを停め、目的地のピナイサーラの滝に向かって歩いていると、見たことのない大自然が広がる。

触り心地はカチカチ

根が縦に伸びた大木を発見。なぜ縦に根が伸びているのか?熱帯雨林では大雨のため土壌が安定していない。そのため大木は幹を安定させるために根を縦方向に成長させる。これを板根ばんこんと呼びます。昔は板根をまな板や船の素材等に使用していた

白蟻の巣だ。森の中では枯れ木を餌としている。森の循環に欠かせない大切な役割を担っている
たこみたいな幹
たこの足みたいな根っこ!切ると赤い汁が出る
クワズイモ
70〜80センチはある大きな葉っぱ。名前はクワズイモ。汁を触るとかぶれる。毒性があり食べると口が痺れる

正直ピナイサーラの滝までの道のりは結構辛い。この手の場所に行く人はアウトドア経験が豊富な人が多いだろうが、運動が苦手な方が歩くにはかなりの覚悟が必要だ

暑い時期だとさらにキツかっただろうな

晴れていても、日が届かない場所も多いので地面がぬかるんでいる所も多い

西表島の地質の大部分は「砂岩」や「れき岩」で道中に見える岩はザラザラした手触りで柔らかさがある。沢山の人が通った場所は面白いぐらいにその跡が残っている。それぐらい柔らかいのだ

スキージャンプの発射台みたいに岩が削れているぞ

ピナイサーラの滝の様子

ようやく滝に到着。長かった

滝からの景色
この下は崖!落ちたら絶対に助からない


ティファニーブルーの海を背景に落差50メートルの水が流れていく景色は圧巻だ。
こちらは下からの景色。音が爆音だ。水しぶきがえぐい

滝壺で泳ぐこともできる
しかし訪問は3月で寒かった。夏だと入水していただろうなあ

トイレの問題・・・!準備物必須アイテム

ゴミが自然環境に与える影響は簡単に想像できるけれど、排泄物が自然に与える影響も大きい
手付かずの大自然には栄養過多の現代人の排泄物は存在しない。携帯トイレの準備は必須だろう

各所に携帯トイレのブースが常設されていました

まとめ

ピナイサーラの滝から眺める山や海の景色は素晴らしかった。また道中で何気なく生えている植物も珍しく、とっても楽しい場所でした!!西表島には他にもイダの浜やマリユドゥ滝等沢山の名所があります

私は日帰りでの訪問でしたが
一泊〜二泊して他の名所も回るべきだったと後悔しています
絶対にまた訪問したいな!最後までご覧いただきありがとうございました


参考になるサイト
ワニの情報のソースhttps://hinanstandby.com/crocodile/
竹富町公式HPhttps://www.town.taketomi.lg.jp/sp/about/iriomote/