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タモリさん型も!?1200体の羅漢像が並ぶ京都オススメ寺【愛宕念仏寺】

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京都府
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京都市右京区の静かな山奥に位置する愛宕念仏寺。このお寺の見どころは境内を埋め尽くす「千二百羅漢」と呼ばれる石像たちです。

「羅漢像」と聞くと、厳しい修行僧の姿をイメージするかもしれませんが、ここの羅漢はメガネをかけていたりテニスラケットを持っていたりと、思わず二度見してしまうほどユーモラス!
詳しい様子を写真と共にお伝えします。

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物見遊山

家族旅行の合間に隙を見つけてはディープで不思議なスポットを巡っています。
旅行記を読むのが好きで、ライターに憧れてブログを始めました。面白いスポットがあればぜひ、教えてください!!

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心霊スポットのすぐ隣!?「鳴滝トンネル」のそばで微笑む1200の石像

沢山の羅漢蔵の写真

愛宕念仏寺があるのは、嵐山のさらに奥地。 実はここ、心霊スポットとして有名な「鳴滝トンネル」のすぐ側という、少しドキドキするような場所に位置しています。

しかし、一歩境内に入れば雰囲気は一変。 石段を登る参道の両脇には、まるで私たちを出迎えるかのように、無数の羅漢像がずらりと並んでいます。

サングラスをかけている
サングラス?メガネ?をかけた羅漢像。持っているの本かな。手前にはブタのような表情の羅漢像も。

驚くのはそのサイズ感。 普段道端で見かけるお地蔵さんよりも2回り以上大きく、どっしりとした存在感があります。そして何より、その表情! 目と口がくっつきそうなほど口角を上げて笑っていたり、逆立ちをしていたり、中にはメガネをかけたおしゃれな像まで。

心霊スポットの噂も吹き飛ぶような、ユーモラスで遊び心あふれる姿に、訪れる誰もが優しい気持ちになってしまいます。

ラケット持っている
ノールックでラケットにボールを命中させるテニスの達人羅漢像。しかも眠っているかの如く穏やかな表情だ。
表情豊かな羅漢
怒っているのか、悲しんでいるのか複雑な表情だ。

壁のように迫る石像群!外国人も魅了する「緑の羅漢さん」たち

頂上到着

参道の階段を登りつめた先には、鎌倉時代中期に建てられた国の重要文化財・本堂が佇んでいます。
この周辺こそが、愛宕念仏寺のハイライト。 視界を埋め尽くすように羅漢像が密集し、一種の「壁」を形成している光景は圧巻です。

沢山の羅漢が並ぶ写真

特にこの辺りの像は苔の付き方が見事で、頭部を覆う苔がふさふさの髪の毛のように見え、愛嬌たっぷり。

周囲を見渡すと、驚くほど多くの外国人観光客が熱心に写真を撮っていました。こんな辺鄙な場所なのに外国人の参拝者が意外に多い。
日本のガイドブックよりも、海外での知名度の方が高いのでしょうか?

「触れる」観音様に、「ゆるキャラ」みたいなお釈迦様!?癒やしのフルコース

金色のふれあい観音

羅漢像の壁を抜けた先のお堂には「ふれ愛観音」という可愛らしい仏像も。
通常、仏像は「触れてはいけないもの」ですが、この観音様はその名の通り、手で触れてお参りすることができます。

境内の様子

本堂から少し登った場所にある「多宝塔」も見どころの一つ。

ここに鎮座しているのが、なんと色付きの石造りのお釈迦様。その姿は、でっぷりとしていて、威厳があるというよりは……まるでゆるキャラのような愛くるしいフォルムでとってもラブリー。

でっぷりとした見た目で可愛い仏像

かつては京都一の荒寺と呼ばれた愛宕念仏寺

今の美しく手入れされた境内や、笑顔あふれる羅漢像からは想像もつきませんが、実は過去に災害や資金難により荒れ果て「京都一の荒寺」と呼ばれていた時期がありました。

そんな廃墟同然の状態から、現在の姿へと復興させた立役者が当時の住職・西村公朝氏でした。

参拝者たちが彫った羅漢像

羅漢像の裏
羅漢像の裏には、奉納者の名前が刻まれています。

「なぜ、お寺の石像がメガネをかけていたりラケットを持っていたりするのか?」その謎の答えは、1980年代に始まったある壮大なプロジェクトにあります。

それは、荒廃した寺を復興させるため境内に1200体の羅漢像を建立するというもの。 最大の特徴は、その作り手が「一般の参拝者」であったことです。

プロの仏師ではなく一般の人々が、住職の指導のもと、祈りを込めてノミを振るう。そうして生まれたのが、この千二百羅漢です。

つまり、ユーモラスで多様な姿は、制作者一人ひとりの「個性」がそのまま石に刻まれた結果だったのです。 そう思うと、一つ一つの像がより愛おしく感じられますね。

アクセス

住所:京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
TEL:075-285-1549
営業時間:8:00~16:30 年中無休
駐車場:有

まとめ

ユーモアいっぱいでとても可愛らしい羅漢像が並ぶ愛宕念仏寺。一躰一躰違った表情なのは参拝者らがそれぞれの想いで彫り奉納したものだったからでした。ギターを持っていたり、サングラスをかけていたりする個性的な羅漢像もあり、「これは一体なんだ!?」と笑える景色が広がるとても楽しい場所でした。最後までご覧いただきありがとうございました。