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世界初!焼き窯の中がカフェ【登り窯カフェ】

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登り窯カフェの内部の写真 滋賀県
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信楽観光の合間にちょっと不思議な体験はいかがですか? ご紹介するのは、なんと「登り窯の中」でお茶ができるカフェ。

何度も激しい炎を受け止めてきた窯の内部は、独特の「スカーレット色」に染まっています。
狭いけれど、妙に落ち着くその空間は子供の頃に憧れた秘密基地そのもの。
詳しい様子を写真と共にお伝えします。

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物見遊山

家族旅行の合間に隙を見つけてはディープで不思議なスポットを巡っています。
旅行記を読むのが好きで、ライターに憧れてブログを始めました。面白いスポットがあればぜひ、教えてください!!

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斜面に連なる11の部屋。100年の歴史を誇る「登り窯」の仕組み

登り窯カフェの風景
カフェスペースの様子

「登り窯カフェ」があるのは100年以上の歴史を持つ老舗窯元「信楽陶芸村」の敷地内です。
カフェとして改装されたこの窯は、急な斜面に沿うようにして11もの焼成室(部屋)が連なっています。

なぜ、平地ではなくこんな斜面に焼成室が作られたか?
その理由は、「熱の性質」を利用するためです。下の部屋で焚いた炎の余熱は、斜面を伝って上へ上へと登っていきます。
この余熱をリレー形式で利用することで、単室の窯よりも圧倒的に熱効率が良く、一度にたくさんの焼き物を量産できるのです。まさに先人の知恵が生んだ、理にかなった形状。

ただし、その構造上、カフェへの道のりはかなりの急斜面になっています。足腰に不安のある方やご高齢の方は、利用が難しい場合があるためご注意ください。

1300度の炎が描いた奇跡。艶やかに輝く「スカーレット」の壁

カフェ内部の様子

焼成室を利用したカフェスペースの中に入ると、そこは薄暗い照明が灯る静寂の空間が広がります。まるでタイムマシーンに乗って、過去へ迷い込んだかのような不思議な感覚に。

ふと壁に目を向けるとゴツゴツとした土壁が独特のスカーレット色に光り輝いていました。

スカーレット色の壁の様子

あまりにも艶やかに光り輝く土壁はペンキで塗られたのかと思うほどですが、実は焼成で自然に誕生した色彩です。

これはかつてここで燃え盛った、1300度にもなる高温の炎と舞い上がった薪の灰。それらが何度も何度も溶け合い、ガラス質になって壁をコーティングしたものなのです。
見る角度によって表情を変えるその幻想的な色彩は、まさに炎の記憶そのもの。

注文して「指定の窯」へ。地元の恵みたっぷりのスイーツ3選

黒炭バームロールの写真
オリジナルのたぬきカップが可愛らしい

このカフェ、入店方法もちょっと変わっていてワクワクします。まずは別棟で注文とお会計を済ませましょう。
すると、店員さんから番号が記されたプレートを渡されます。 「あなたの席は〇番の窯です」 そう案内され、指定された番号の焼成室へ向かう……まるで秘密基地の指定席を与えられたような気分です。

メニューは以下の3種類。 どれも近隣の「山田牧場」の乳製品や、信楽名産の「朝宮茶」などを使用した、地産地消のこだわりスイーツです。

ケーキの売り切れやツアー会社による貸切利用も多いため、訪問する際は事前の予約がおすすめです。TEL : 0748-82-0522

カフェメニューは以下の三つです。近隣の山田農場や特産品の朝宮茶などを素材に使用しています。

  • 忠左衛門オリジナル「黒炭ロールケーキ」ドリンク付 800円(税込)
  • 山田牧場の「バームクーヘン」ドリンク付 800円(税込)
  • 山田牧場の「贅沢チーズケーキ」ドリンク付 800円(税込)
公式HP

奥田忠左衛門窯 信楽陶芸村 https://tougeimura.jp

信楽陶芸村の風景も面白い

タヌキがたくさん並ぶ風景

カフェが位置する信楽陶芸村ではたぬきの焼き物をはじめ、植⽊鉢、花器、抹茶茶碗などが販売されています。

陶芸体験も受け付けており、信楽を丸ごと楽しむことができる施設となっています。
カフェの利用だけでなく、施設内の散策も面白く、陶芸村の中には三千体のたぬきが並んでいます。

タヌキが並ぶ風景
斜面に沿って並ぶタヌキ

アクセス

住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1131
詳しい場所をGoogleマップで確認する

TEL : 0748-82-0522
営業時間:10時〜16時
大型バスを利用したツアーによって貸切されていることもあるので、予約をして訪問することをおすすめします。

まとめ

登り窯カフェでは、秘密基地のような薄暗い空間でスカーレットの色彩に癒されながらここでしかできない、窯でのカフェタイムという未知の体験ができます。信楽に立ち寄った際は必ず訪れたいスポット。最後までご覧いただき、ありがとうございました