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大量の招き猫が並ぶ世田谷の珍スポット(招き猫発祥の地)【豪德寺】

招き猫が沢山並ぶ風景 東京都
ブルースチェン

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京都府在住で32歳。趣味は格闘技観戦と観葉植物を育てること。

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閑静な住宅街に広大な敷地を有している豪徳寺。一見普通のお寺のように見えますが、招き猫にゆかりある寺として知られ、境内には大小さまざまな招き猫がびっしりと並んいます
なぜ、沢山の招き猫が並んでいるのかというと、彦根藩主の井伊直孝がお寺の門前にいた猫の「たま」に手招きされ落雷を逃れたという伝説があり、豪德寺の「招き猫」は幸福を招くと崇められたことが始まりだ

猫好き必見!珍しい物好き必見!のスポットです

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豪德寺の1番の見所は招福殿

招き猫が並ぶ景色

招き猫がずらっと並ぶ景色は「招福殿」と言うお堂の横にある、奉納所で見ることができます
大小さまざまな招き猫が千体以上も並ぶ景色は圧巻です

奉納棚の様子

豪徳寺の招き猫は小判を持っていません。これは豪徳寺の「招き猫はチャンスを与えてくれるが、それを生かして、福を得られるかどうかは自分次第」という考えに基づいているためだ

並んでいる招き猫は全て、願いが成就した持ち主が奉納した招き猫です。つまり、並んでいる招き猫の数だけ願いが叶っていると言うこと。縁起が超良いスポットなのです!

参照

※公式HP
豪徳寺について|大谿山 豪徳寺 https://gotokuji.jp/about/

奉納棚の様子

招き猫は寺務所で購入することが可能。2センチほどの豆サイズから30センチほどの特大サイズまで、いろんな大きさが揃っており、全部で8種類になります

招き猫を購入できる場所
寺務所の様子

豪德寺の「招き猫」の由来

豪徳寺は彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺(先祖の墓があるお寺)です。

菩提寺になった経緯と招き猫発祥の地とされる由来は、2代目藩主の井伊直孝と深い関係があります

直孝が鷹狩りに出かけた帰り道、小さな寺の前を通りかかると、門前で住職の愛猫「たま」に手招きされ寺の中に入って休憩をすることに。すると、突然空がくもり雷雨になった。
たまの手招きのおかげで落雷の難を逃れた上に和尚の説法を聞けたことに仏の因果を感じた直孝は、荒れていた寺を改築。この出来事が縁となり、井伊家の菩提寺になったと伝えられています
そして寺に福を招いた白猫は崇められ、その姿を模した招き猫が作られるようになりました

参照

豪徳寺【世田谷区】改札前で招き猫が出迎える、なんとも縁起のいい街をぶらり歩く 〜ぐるり東京 街さんぽ〜 東京新聞 2022/9/8 https://www.tokyo-np.co.jp/article/196529

絵馬の写真
絵馬にも描かれる招き猫

招福殿の前にある三重塔を囲うように飾られた十二支よく見ると、「子(ねずみ)」のところには、招き猫の姿があります。ネズミよりも大きな招き猫が面白いですね

三重塔の写真

井伊家墓所も見どころのひとつ

井伊家の墓所
直弼公墓所

彦根藩主・井伊家の墓所には直孝や日本の開国に尽くした大老・井伊直弼などの歴代藩主や正室たちの墓跡が整然と並んでいる

江戸時代の幕藩体制と大名文化を考える上で欠くことのできない遺産として平成20年(2008年)に国史跡と指定されました
豪德寺は井伊家の菩提寺。他にも井伊家ゆかりの文化財が数多く所蔵されています

アクセス

住所:東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
詳しい場所をGoogleマップで確認する
拝観時間:6:00~18:00(3月下旬~)6:00~17:00(9月下旬~)
御朱印の受付時間は8:00~16:30で、300円です
TEL:03-3426-1437

まとめ

豪德寺には沢山の招き猫が並んでいる景色が広がっていす。どの招き猫も願いを叶えた前の持ち主が奉納したモノでした。招き猫がびっしりと並ぶ景色は外国人にとっても大変珍しいようで
沢山の旅行者でにぎわっています

世田谷区に立ち寄った際は必ず訪問したスポットです
最後までご覧いただき、ありがとうございました