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世界初!焼き物がまの中でくつろぐ信楽おすすめカフェ【登り窯カフェ】

登り窯カフェの内部の写真 滋賀県
ブルースチェン

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京都府在住で32歳。趣味は格闘技観戦と観葉植物を育てること。

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信楽焼が有名な甲賀市信楽町。街を歩けば、とぼけた表情のたぬきの焼きものが、たくさん並んでおりのどかな風景が広がります

信楽町には、たぬきが並ぶ店がいたる所にあるのでどの店に入ればよいかわからない

そんな方におすすめなのが、焼き物を作るのぼり窯の中にある「登り窯カフェ」だ

カフェの内部は秘密基地のような特別な雰囲気があります。幾度もの焼成で、高温の炎と舞い上がる灰などで出来た「スカーレット」色の壁は美しく、うっとりするリラックス空間になっています

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登り窯カフェは信楽陶芸村にある

「登り窯カフェ」は信楽陶芸村という100年以上の歴史を持つ窯元の敷地内にあります
実際に使用されていた、のぼり窯を再利用したカフェになっており、急斜面にそって11の焼成室が並んでいます

登り窯カフェの風景
この中がカフェスペースになっている

なぜ、このような斜面に焼成室が連続して並んでいるのかというと、下から上へ伝わる余熱を利用するためです。単室の窯と比べ熱効率が良く、たくさんの品物を一度に焼けるので量産にも向いている形状なのだ

のぼり窯の保存はたいへん難しく、完全な形で現存するのぼり窯は信楽の中でも少ない。そんな、貴重な登り窯の中に入ることができるなんて驚きですね

※急斜面に位置しているので、高齢者にはキツイ場所かもしれません

登り窯カフェの1番の見所はスカーレットの壁

のぼり窯の内部は良い感じで薄暗い。気温は少しひんやりしていて、落ち着く雰囲気だ
壁に目を向けると、不思議な赤かっ色(スカーレット)でつややかに光っている。幾度もの焼成で、1300度にもなる高温の炎と舞い上がる灰でできあがった色だ。炎が描き出した幻想的な色彩である

カフェ内部の様子
スカーレット色の壁の様子

カフェの利用の方法(事前予約がおすすめ)

注文は別棟で行います。番号が記されたプレートを渡されるので、指定された番号の窯に向かい注文した品が来るのを待つという流れになる

カフェメニューは以下の三つです。素材に近隣の山田農場や特産品の朝宮茶などを使用しており、味にもこだわりがあることが伺えます

  • 忠左衛門オリジナル「黒炭ロールケーキ」ドリンク付 800円(税込)
  • 山田牧場の「バームクーヘン」ドリンク付 800円(税込)
  • 山田牧場の「贅沢チーズケーキ」ドリンク付 800円(税込)
黒炭バームロールの写真
オリジナルのたぬきカップが可愛らしい

ケーキの売り切れやツアー会社による貸切利用も多いため、訪問する際は事前の予約がおすすめだ
TEL : 0748-82-0522

公式HP

奥田忠左衛門窯 信楽陶芸村 https://tougeimura.jp

信楽陶芸村の風景も面白い

カフェが位置する信楽陶芸村ではたぬきの焼き物をはじめ、植⽊鉢、花器、抹茶茶碗などが販売されています。陶芸体験も受け付けており、信楽を丸ごと楽しむことができる施設になっています

もちろん散策だけでも面白く、陶芸村の中には三千体のたぬきが並んでいます

タヌキがたくさん並ぶ風景
タヌキが並ぶ風景
斜面に沿って並ぶタヌキ

アクセス

住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1131
詳しい場所をGoogleマップで確認する

TEL : 0748-82-0522
営業時間:10時〜16時
大型バスを利用したツアーによって貸切されていることもあるので、予約をして訪問することをおすすめします

まとめ

登り窯カフェでは、秘密基地のような薄暗い空間でスカーレットの色彩に癒されながら
ここでしかできない、窯でのカフェタイムという未知の体験ができます

信楽に立ち寄った際は必ず訪れたいスポットです

最後までご覧いただき、ありがとうございました