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(各社比較)行くなら今!!廃墟の王様へのおすす行き方【軍艦島】

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軍艦島の様子 長崎県
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軍艦島。その名の通り軍艦のようなシルエットを持つこの島はかつて炭鉱で栄え、世界一の人口密度を記録した海上都市でした。

現在は無人の廃墟となっていますが、風化していくコンクリートの建物群が醸し出す独特の雰囲気は神聖な遺跡のよう。
2015年に世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れています。

ただし、要注意なのが「個人での上陸は一切不可」という点。
必ずツアー会社を利用する必要があります。 今回は、ツアー選びのポイントと軍艦島の見所をご紹介します。

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物見遊山

双子父の旅行ブロガー。家族旅行の合間に隙を見つけてはディープで不思議なスポットを巡っています。
旅行記を読むのが好きで、ライターに憧れてブログを始めました。面白いスポットがあればぜひ、教えてください!!

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2024年版軍艦島への行き方各社料金比較

軍艦島への上陸は建物の崩壊リスクがあるため個人では一切できません。
必ず認可されたクルージング会社のツアーに参加し、ガイドの指示に従って団体で見学するスタイルになります。

現在、上陸ツアーを運行しているのは主に4社。「どれも同じじゃないの?」と思うなかれ。
船の大きさやガイドの内容には結構な違いがあります。 その中で、私が最もおすすめしたいのは「軍艦島コンシェルジュ」です。

ここをおすすめする理由は、他社よりも高い上陸率を誇ること。波の状況で軍艦島に上陸できないことが結構あるのです。

そして、映像やガイドを駆使して軍艦島の魅力をスタイリッシュに伝える演出力が素晴らしい点。

せっかく行くなら上陸したいし、感動したい。そんな願いを叶えるために、主要4社の特徴を比較してみました。

会社料金 魅力
軍艦島コンシェルジュ大 人:5,310円〜
中高生:4,310円〜
子 供:2,650円〜
船の構造の違いで上陸率94%と他社よりも高い。手作りのスライドを用い、船内で歴史を解説。
軍艦島クルーズ株式会社大 人:3,910円
子 供:1,950円
料金最安。軍艦島の隣の島に上陸し、石炭についての歴史も解説。
やまさ海運株式会社大 人:4,510円
子 供:2,250円
上陸証明書が貰える。船が一番大きく、船酔いが心配な方も安心。
シーマン商会大 人:3,910円
中高生:3,120円
子 供:1,900円
上陸証明書と石炭が貰える。元島民の「 軍艦島を世界遺産にする会 」 の理事長がガイド。

※料金は入島料を含めました。物価高の影響で、料金や内容が変更になっている場合があります。詳しくはHPをご確認ください

移動中もエンタメ!「軍艦島コンシェルジュ」のガイドが熱すぎる

ここからは、軍艦島コンシェルジュを利用して軍艦島に上陸した様子をお伝えします。

グラバー園に近い「常盤ターミナル」から専用船に乗り込み、軍艦島を目指します。 片道約40分の船旅ですが、ただぼーっとして到着を待つ……なんて暇はありません。

「軍艦島コンシェルジュ」の凄さは、ここからの時間の使い方にあります。
船内では、ガイドさんが手作りのスライド資料を使い、長崎の歴史や日本の近代化を支えた人々の生き様について語ってくれるのですが、これが本当に面白い。

単なる解説ではなく、まるでドラマを見ているような「熱い語り」。 その情熱的なトークに引き込まれているうちに、あっという間に島が見えてきます。

軍艦島が見えてきました。早速上陸だ! とはいかず、島をぐるっと周遊してくれます。途中で船を停め撮影タイム。

軍艦島コンシェルジュにはスタンダード、プレミアム、スーパープレミアムと3つのチケットがあり、スーパープレミアムのチケットを購入した人が優先的に写真撮影に適したデッキに案内されます。

私が購入したのはスタンダードチケット。「なんだよ、プレミアムチケットの人に良い場所を陣取られてしまうじゃん」と思いましたが、結果スタンダードチケットで全く問題ありませんでした。ぶっちゃけ飽きるぐらい、軍艦島の周りをゆっくりと周遊するので、後半には船内に戻る人もいました。

スタンダードチケットでも十分見応えがあったし、上陸後も「スーパープレミアムの人だけ見れます」といったサービスの違いはありませんでした。

軍艦島デジタルミュージアムも見応えがある

軍艦島コンシェルジュを利用すると旧グラバー住宅近くにある「軍艦島デジタルミュージアム」を無料で楽しむことができます。

VRを使って、軍艦島立ち入り禁止区域の最新映像を体感できたり、全長約30m のスクリーンに映し出される軍艦島のデジタル映像など満足度の高い施設

お土産コーナーも充実。私は軍艦島のゆるキャラ「ガンショーくん」グッズを購入しました。うんちみたいなキャラクターではある。

軍艦島デジタルミュージアム公式HP
https://www.gunkanjima-museum.jp

軍艦島の様子

いよいよあこがれの軍艦島に上陸。風化しながらも堂々とたたずむ高層アパートの迫力が凄い。軍艦島が廃墟の王様と呼ばれる理由が一目でわかります。

軍艦島は炭鉱によって栄えた島で1960年(昭和35年)には5,267人が住んでいました。当時の人口密度は世界一。

島内には、病院や学校、映画館などが立ち並び、島の施設だけで何不自由のない完全な都市が形成されていました

炭鉱で働いた人々の給料は凄まじく高く、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の全国普及率が20%程度の頃に、島の普及率はほぼ100%だったと言われています。

戦後、石炭から石油へと需要が移り、1974年に炭鉱は閉山。軍艦島は無人島となり時代を閉じ込めたかのように、沢山の人々の生活の痕跡を残し、廃墟化しました

軍艦島の炭鉱で採炭される石炭がなければ日本の発展はなかった。そんな貴重な場所に足を踏み入れ、当時の雰囲気を感じられるのは大変貴重な経験です。

第一見学広場で小中学校を眺める

見学できるエリアは3つ。上の写真は初めの見学エリアである第一見学広場からの風景です。

奥の白っぽい建物が「端島小中学校」。
左上の高台にあるのが炭鉱を仕切っていた三菱の幹部社員が住む社宅「3号棟」です。
3号棟は台風が来ても一番安全な場所に位置し、一般の住宅にはない風呂場も完備されていました。

第二見学広場。交わされる言葉は「ご安全に」

次の見学ゾーンでは、レンガ造りの建物が残る「総合事務所」の様子を見学できます。
総合事務所の近くには仕事終わりの労働者のための海水共同浴場がありました。そして写真右側の階段になっている場所が、地下600m以上の作業場に続く「第二竪坑坑口桟橋跡」。
地下へは階段ではなく、秒速8メートルの速度で落ちるフリフォールのようなエレベータで移動しました。

軍艦島の作業場は、真っ暗な海底炭鉱。気温30度・湿度95%という厳しい環境下で常にガス爆発の危険と隣り合わせの中で作業をしていました。

仕事が終わり地上に戻ってきた鉱員たちは、みんな炭鉱の炭で真っ黒になったといいます。鉱内で交わされる挨拶は「お疲れ様」ではなく「ご安全に」だったそう。すごい話ですね。

第三見学広場で日本最古の7階建て鉄筋コンクリート高層アパートを見る

写真の真ん中に位置するのが30号棟アパート。通称「グラバーハウス」

最後の見学エリアでは1916年に建築された日本最古の7階建て鉄筋コンクリートの高層アパート「30号棟アパート」を見ることができます。

築100年以上の建物ですが内部はロの字型に吹き抜けの空間があり、その周りに沿って階段が設置され地下には売店が位置していました。開放的で現代でも通じる、機能的なデザイン。

軍艦島デジタルミュージアムの30号棟模型

軍艦島を守り続けた岸壁に注目すべし

岸壁

軍艦島は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつです。 ……と聞くと、あの迫力あるコンクリートの高層アパート群が評価されたのだと思いますが、実は違います。

世界遺産として登録されているのは、地下深くに続く「坑道」と、島を台風から守り続けてきた「護岸(岸壁)」の2箇所のみ。

「えっ、建物じゃないの!?」と拍子抜けするかもしれませんが、この岸壁こそが影の主役。

明治時代に建設され、西洋の技術に、九州に江戸時代から伝わる伝統技法(天川工法)を組み合わせたハイブリッドな造りになっています。
見た目の派手さはありませんが、この頑丈な守りがあったからこそ、島は長年にも及ぶ荒波に耐え抜くことができたのです。

まとめ

日本の発展を支えた軍艦島。現在、見学できるのは島の南側の炭鉱エリアのみ。見学できる時間は1時間程度でしたが、ガイドによる生活者の視点からのエピソードや見どころ解説等、超おもしろかったです。
軍艦島は人々が命を懸けて家族や生活の為に生きてきた軌跡を感じることができる場所。実際に上陸して、その雰囲気を感じることができ、貴重な体験ができました。しかし、その貴重な歴史資産はいつ崩壊してもおかしくない。行くなら今のうちに!

最後までご覧いただきありがとうございました。

アクセス

住所:長崎県長崎市高島町端島
上陸は各ツアー会社を利用しましょう。会社名をクリックすると、HPへ移動します。
軍艦島コンシェルジュ
軍艦島クルーズ株式会社
やまさ海運株式会社
シーマン商会