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寄生虫を見て恋が深まる!?無料で楽しめる都内屈指の珍スポット目黒寄生虫館をレポート!

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目黒寄生虫館、デートにおすすめと文字が書かれたサムネイル画像 東京都
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「なんだか、うどんが食べたくなってきたな」
そんな一言を口にしたら、ドン引きされてしまうかもしれない…。
東京・目黒にある珍スポット、その名も「目黒寄生虫館」。

館内には、約300点もの寄生虫の標本や、寄生された生物のホルマリン漬けがズラリ。思わず「うわ…」と声が出てしまうインパクト抜群の展示が2フロアにわたって並んでいます。

一見お堅そうな建物ですが、来館者は意外にも若い層が多め。デート中のカップルもちらほら見かける、“東京のユニークスポット”として話題を集めています。しかも、入館無料という驚きのコスパ!

不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

この記事では、世界で唯一の寄生虫専門博物館「目黒寄生虫館」の見どころを豊富な写真とともにご紹介します。

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物見遊山

双子父の旅行ブロガー。家族旅行の合間に隙を見つけてはディープで不思議なスポットを巡っています。
旅行記を読むのが好きで、ライターに憧れてブログを始めました。面白いスポットがあればぜひ、教えてください!!

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目黒寄生虫館ってどんな場所?珍スポットとして人気の理由

ホルマリン漬けの寄生虫が並んでいる様子

東京・目黒にある「目黒寄生虫館」は、なんと寄生虫に特化した世界唯一の博物館。1953年に開館し、創設者の医学博士・亀谷了さんが私財を投じて設立されました。

そのコアなテーマから「怖い…」「グロそう…」というイメージを抱かれがちですが、実際に足を運ぶと驚くほど清潔で静か。学術的な展示が整然と並び、ちょっと変わった知的好奇心を満たしてくれる場所です。

目黒寄生虫館の外観

なぜ人気?“グロいのに楽しい”という不思議な魅力

タイノエなどのホルマリン漬け

展示されているのは、全長8.8メートルのサナダムシをはじめとする約300点の寄生虫標本や、寄生された動物たちのホルマリン漬け。フロアには、理科室のような匂いが漂っていて、秘密の実験を覗き見ているような気分になります。

どれもインパクト抜群で、思わず「なんだこれ•••」と声が出てしまうようなものばかり。それでも怖がるどころか、来館者は皆どこか楽しそう。
“ちょっと気持ち悪い”と“ものすごく興味深い”が共存している、そんな不思議な空間が人気の秘密です。

えっ、デートで寄生虫館!?カップルにおすすめできる理由

くじらの腎虫と書かれたホルマリン漬け

「寄生虫館でデートってどうなの?」と思うかもしれませんが、実際に足を運んでみるとカップルの姿もちらほら。知的な好奇心をくすぐる展示内容に、気まずさも吹っ飛ばし自然と会話も弾んでいる様子。

館内はコンパクトながらも撮影OKのスポットが多く、“ちょっと変わった2ショット”が撮れる場所としてもひそかな人気を集めています。
デートで訪れると、相手のリアクションで相性までわかってしまうかも?

不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

水族館で「この魚おいそう」というギャグのように、ニョロニョロとする寄生虫を見て「うどんを食べたくなってきた」なんて言ったらドン引きされてしまうかもしれませんのでご注意を

展示レポート!インパクト大な目黒寄生虫館の見どころ

目黒寄生虫館内MAP

1階は主に寄生虫の多様性が学べる展示、2階は人体に関わる寄生虫の実例が集まるエリアです。

1階「寄生虫の多様性が学べる展示」の様子

目黒寄生虫館のパネル展示

1階は主に標本の展示が中心で、ガラスケースの中にはさまざまな寄生虫とその宿主の臓器がずらりと並んでいます。
印象的だったのが人獣共通寄生虫のパネル展示。野生動物を中間宿主に食事と共に口から人間にも寄生するというサイクルから人間も所詮自然界の生き物であるということを突きつけられます。

不屈のブルースチェン(ライター)
不屈のブルースチェン(ライター)

寄生虫って実は身近な生き物なのですね。展示を見ていたら、身体中がムズムズしてきた!

ヒトの寄生虫と書かれたパネル展示

寄生された動物たちのホルマリン漬け展示

ウミガメの頭部のホルマリン漬け。ウミエラビルという寄生虫が感染されている

こちらはウミガメの頭部に寄生するウミエラビルの標本。ウミガメの目の周りに張りつき、血液を吸うといいます。

一見グロテスクに見えるものの、よく観察するとどこか芸術的な不気味さがありますね。宿主に寄生する生き物の姿に、自然界の残酷さと神秘を感じました。

2階「人体に関わる寄生虫」の様子

目黒寄生虫館の展示の様子

2階は人体に関わる寄生虫の実例の他、寄生虫学の歴史コーナーや模型、グッズの販売所(撮影禁止)があります。

全長8.8メートル!サナダムシの実物展示に背筋がゾッとする

目黒寄生虫館の巨大サナダムシの写真

目黒寄生虫館で一番印象的な展示が、全長8.8メートルのサナダムシの実物標本。これは実際に、40代の男性の体内から採取されたというものだそうです。

サナダムシの体節

サナダムシの体節(たいせつ)と呼ばれる節状の構造までもがはっきり確認でき、医学標本としての価値はもちろん、見た目のインパクトも絶大です。

説明書きによると、採取された男性はサナダムシの幼虫が寄生していたマスの刺身を食べたことが原因で感染。摂取から約3か月後、体内で成長したサナダムシが排出されたとのこと。

3か月で幼虫がここまで大きくなるのかとびっくりしますね。「人間の中にこんなものが棲んでいたなんて…」と想像するだけで、背筋がゾクっとしてしまいます。

象みたいに膨れあがった足はバクロフト糸状虫が原因だったのか

象皮病の写真

そして、2階のパネル展示に目が留まりました。アジアを旅していると、よく目にする、象のように膨れあがって固くなった足が映された写真。

これはバンクロフト糸状虫という蚊を中感宿主にする寄生虫が原因で、ヒトに寄生した後はリンパ管に寄生して破壊し皮膚が象のようになるというもの。

これがなんの病気か不思議に思っていましたが、寄生虫由来の症状だと知り驚きました。

陰嚢水腫の様子

さらに驚きなのが、バンクロフト糸状虫が原因で破壊されたリンパ液が男性器に溜まると、上の写真のように肥大してしまうということ。これを陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)と言います。あの西郷隆盛も陰嚢水腫だったと伝えられています。

寄生虫が“当たり前”だった時代を変えた、研究者たちの努力に感謝

世界的にも著名な寄生虫学者、山口左仲博士の手書き原稿

2階の展示室の一角には、日本の寄生虫学を築いてきた研究者たちの功績やその歴史を伝える展示もあります。
博物館の創設者・亀谷了博士をはじめ、名だたる寄生虫学者たちの写真や著書、研究資料などが丁寧に紹介されており、まさに“静かな情熱”を感じるエリアです。

山口左仲博士の虎の巻
これ手書きか!?細かすぎる

かつて日本では、寄生虫は決して“珍しい存在”ではありませんでした。家庭内や学校、農村でも、寄生虫の感染は日常的に起こっていたのです。

展示を見ながらふと気づくのは、私たちが「寄生虫なんて怖いけど、めったに関係ないよね」と思えるこの時代こそが、彼らの努力の“結果”なのだということ
奇抜な標本の奥にある、人知れぬ闘いと知の積み重ねにも、ぜひ注目したいところです。

グッズや寄生虫Tシャツも販売中!お土産にも◎

2階のミニショップでは、寄生虫のイラストが描かれたTシャツやステッカー、ポストカードなどユニークなグッズが購入できます。
公式ネット通販もあるので、気になる方は要チェックです。

あのビル・ゲイツも来館!世界が注目する寄生虫館

実はこの目黒寄生虫館、あのマイクロソフト創業者・ビル・ゲイツもかつて訪問したことがあるんです。
世界的な富豪がなぜ…?と思ってしまいますが、Xへの投稿には「また絶対来たい、満点のスポット。」と紹介されたことも。

そのエピソードからも、寄生虫館が単なる珍スポットではなく、世界から注目される知的施設であることがわかります。

入館無料という神コスパも人気の理由

目黒寄生虫館でもう一つの魅力が、入館料無料であるということ。
手ぶらでフラッと立ち寄れる気軽さも、都内の珍スポット好きの間で話題を呼ぶポイントです。

しかし、寄付による支援がなければ運営を継続させるのは困難と言うこと。とても面白い体験ができたので、募金させていただきました。

アクセス

住所:〒153-0064 東京都目黒区下目黒4丁目1−1
詳しい場所をGoogleマップで確認する。
開館時間:10:00〜17:00
公式HP:https://www.kiseichu.org
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
入館料:無料(※寄付歓迎)
混雑はそれほどなく、平日昼間はとくにゆっくり見学できます。
館内の注意点と撮影マナーについて
館内は撮影可能ですが、フラッシュや動画撮影はNGの場合あり。
小さな子どもには刺激が強すぎる展示もあるため、来館者の年齢層は中学生以上が中心です。

最寄駅と行き方|目黒駅から徒歩圏内

JR・東京メトロ・東急線「目黒駅」から徒歩約12分。
駅前から住宅街を抜けた場所にあり、静かなエリアにポツンと建っています。
Googleマップのナビを使えば迷わず到着できます。

まとめ

目黒寄生虫館は、ただの珍スポットではありません。インパクト抜群の展示に笑ってしまったり、ゾッとしたりしながらも、その奥には命と向き合い、社会の衛生環境を支えてきた人々の努力が静かに息づいています。

寄生虫なんて自分には無関係だと思っていた人ほど、きっと見方が変わるはず。グロテスクなはずなのに、なぜか見入ってしまう。怖いはずなのに、なぜか面白い。それが目黒寄生虫館の最大の魅力です。

最後までご覧いただきありがとうございました。