韓国料理のサンナクチとは「サン=生きた」「ナクチ=テナガダコ」と言う意味の料理である
文字通り生きたままのテナガダコをぶつ切りにし、刺身のようにごま油やコチジャンなどにつけて食べるのですが、切られてもなお皿の上でウネウネと動くタコの様子は見る人によってはグロテスクに思うぐらい衝撃的です
そんなサンナクチを食べられる場所として有名なのが、新大久保にある「テジョンテ」
このテジョンテでは、他の店と違ってサンナクチを通年で提供しており、店内にある水槽から取り出した新鮮な海鮮料理を楽しむことができます
活きの良いタコのプリプリとした歯ごたえと甘みが口いっぱいに広がり美味しい。しかし、口の中で吸盤がピタピタと引っ付く感覚は独特です
詳しい様子を写真と共にお伝えします
日本を代表するコリアンタウンにあるテジョンテ
日本にいながら韓国のポップカルチャーに触れることができる新大久保に「テジョンテ」は位置しています
「テジョンテ」は本店、2号店、3号店がありどの店舗においても「サンナクチ」を食べることができます。いずれも駅からのアクセスが良く、とても人気です。今回は本店に行きました
道中でK – POPアイドル風の集団に遭遇。チケットを手渡しされました。そういうコンセプトの地下アイドルなのかな。新大久保らしい風景である
営業時間より先にオープンすることもある
Google上で「テジョンテ」の営業時間を確認すると11:30〜とありますが、店員に確認すると準備出来次第、開店とのこと
11時ごろに到着しましたが、すでに営業が開始されていました
世界の危険な食べ物8つに登録されたサンナクチ
実はこのサンナクチはイギリスの日刊紙サン(2012年8月16日)で「世界の危険な食べ物8つ」の1つとして紹介されています。理由は生きたタコの吸盤が喉に引っ付く危険性があるから。また、吸盤に汚れが残りやすく、丁寧な下処理が必要な料理であることも理由の一つ
しかし「テジョンテ」のサンナクチは安心。小さく刻まれているだけでなく、吸盤のすみまで丁寧に洗浄されているからだ。使用しているタコは生きたままの状態で韓国から空輸で輸入しており鮮度も抜群。そのため、提供するためのコストがとてつもなく高い商品なのだという。したがって単品での注文は禁止されていました
サンナクチの味
サンナクチが到着。ごま油やコチジャンとポッカレモンも一緒に持ってきてくれました
めっちゃウネウネしている。撮影していると、皿からこぼれて机に吸盤が張り付いてしまった。新鮮さは最高クラス
いざ実食
口の中でタコがくっつく!しかし噛めばタコの甘みが広がる!!
吸盤が口の中にピタピタくっつく様子を好意的に感じようとしなければ、違和感がある。
グロテスクとも取れる見た目とあいまって苦手な人が多いかもしれないが、味はとてつもなく美味しい。タコのコリコリ感と甘みにごま油やコチジャンの塩味が調和して、唯一無二の料理である
しばらく時間が経つと動きが緩慢になり、食べやすくなるが料理と共に運ばれてきた、レモンをかけるとさらにウネウネと動き出す。動画映えに最適だ
まとめ
サンナクチは原価率が高いため、単品で注文することはできません。しかし、他のメニューも本格的な韓国料理でおすすめです
店内の客ほとんどが女性で、サンナクチを撮影されている女性が多い印象でした
ただのフォトジェニックな飲食店ではなく本格的な韓国料理を食べられるのがテジョンテだ
以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました
アクセス
住所:〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目6−15 Nkビル 2F
TEL:0332078881
詳しい場所をGoogleマップで確認する
営業時間:11時ごろ〜23時