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信号機の墓場の現在(2024年)廃止された信号機が集結するスポット【金城ふ頭交番】

信号機が積み重なった様子 愛知県
ブルースチェン

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愛知県名古屋市港区にある金城ふ頭地区には、役目を終えた信号機が集められた「信号機の墓場」と呼ばれるスポットが存在します
古くなった信号機がジェンガのように積み重なった姿が珍しく「ノスタルジックでエモい」と珍スポットや廃墟好きに広く知られている場所だ

ただ、信号機の墓場に関する情報は数年前のモノばかり。この記事では2024年現在の最新情報をお伝えします

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信号機の墓場の現在はガラガラ

信号機の数々

SNSや口コミサイトで広く有名な「信号機の墓場」
場所は金城ふ頭交番の裏に位置しています。2mほどの高さまで積み重ねられた信号機の風景が異様で工場地帯に位置していながら多くの人が訪れます

しかし、私が訪問した2024年ごろは信号機がスカスカでした

信号機の墓場の様子
自撮り棒を伸ばしに伸ばして撮影した写真

墓場感はなく、ただの置き場・・・
「珍しい風景」を期待する方には、ちょっぴり残念な風景なのかもしれません。ただ、全盛期の何千基もの信号が積み重ねられた景色には見劣りはしますが、現在でも十分異様でインパクトのある風景だろう

積み重なった信号機

信号機の墓場はフェンスによって囲まれており、近づくことはできません。またフェンスには有刺鉄線がはられているため、目一杯背伸びをしないと、カラフルな信号機が並ぶ景色は撮影できない
これだけの信号機が崩れでもしたら確かに危険だろう。厳重に管理されていました

ポールの写真
こちらは、信号機を支えていた柱

信号機の墓場は愛知県内の信号機が集められた場所だった

看板には「防犯カメラ設置」の文字が、管理者は愛知県警察だと記されています。

「信号機の墓場」の正体を説明しよう。
ここは愛知県内で2018年に撤去された古い信号機の保管場所なのです

信号機が積み重なった様子

信号機が撤去されている1番の要因は「信号機のLED化」
これまでの「電球式信号機」と比べ、「LED信号機」は、西陽がさしてもLED自体が光るため、はっきりと見やすく見間違いも起こりにくい。そして消費電力や維持コストも低い。こうしてたくさんの信号機がLED信号機へと取って代わっていった

信号機の説明書き
信号機の細部に目を向けると製造年度が2005年と記されていた

撤去された信号機は解体され、廃材として業者に売却される。こうも沢山の信号を一挙に解体することはできないため、大量の信号機を保管する場所が必要となった訳なのである

全盛期に比べ信号機がスカスカなのは、信号機の解体が進んでいる証拠だ

アクセス

住所:金城ふ頭交番(愛知県名古屋市港区金城ふ頭1丁目1−2)
詳しい場所をGoogleマップで確認する
この交番の後ろに信号機の墓場があります

交番の姿

まとめ

「信号機の墓場」の正体は、信号機のLED化によって撤去された信号機の保管場所でした
全盛期は約5千基の信号機が積み重なっていましたが、今では数百まで減っています。これは、信号機の解体が進んだことが要因です

「珍しい景色を見たい」そんな方は信号機の解体が進前に一刻も早く金城ふ頭交番裏の「信号機の墓場」を訪れるべきです

以上です。最後までご覧いただきありがとうございました