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緑すぎる大仏と上裸姿のねむり弁天【名古屋大仏】

名古屋大仏の写真 愛知県
ブルースチェン

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京都府在住で32歳。趣味は格闘技観戦と観葉植物を育てること。

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体は真緑、目や唇等だけは金色という不思議な姿の大仏が名古屋の桃巌寺にある。このお寺、普通のお寺と違ってかなりエキセントリック。ちょっとエロいのだ

おわんのような乳房をさらけ出した「ねむり弁天」や摩天楼のようにそびえ立つ沢山の男根シンボル像は必見だ!!
詳しい様子を写真とともにお伝えします

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全身緑の名古屋大仏

名古屋大仏がある桃巌寺は名古屋市の中心地である栄の近く「本山駅」に位置しています

マンションに囲まれた広い敷地を進むと台座を含め高さ約15mの名古屋大仏が現れる。すごく・・・!!緑です

全身緑の名古屋大仏

大仏どころかその周りを囲うゾウやシカ、修行僧まで真緑だ。しかし唇、耳、目、眉間だけは金という、どこかセンスの光るデザイン。この愛くるしい姿から地元の人には「ピッコロ大仏」と呼ばれているそうです

名古屋大仏の顔アップ
名古屋という重すぎる大看板を一挙に背負おうとする名古屋大仏

名古屋大仏が何故みどりなのか?答えは目立つから!

桃巌寺は織田信長の弟、織田信行が父親信秀の菩提を弔うため建立された由緒正しき場所です。そんな場所になぜ全身みどりの大仏が鎮座しているのでしょうか?

住職によると、答えは「目立つから」という単純な理由

大仏が作られたのは1987年。佛師の長田晴山が制作しました。当初はよく見られる、普通の大仏の色味でしたが、2006年の改修工事を機に全身真緑になったと伝えられている

先代の大仏の唇
本堂に祀られていた改修以前の大仏の一部

桃巌寺はインドやチベット仏教の影響を色濃く受け継いでいる寺院であり、正月にはインドの音楽が流れたり、名古屋大仏の台座にいる二頭の象に鮮やかな着物が着せられます

境内にある性器シンボルの数々

名古屋大仏の近くに注意書きがある。内容は以下の通りだ

〜前略〜
喧騒にならず、佛陀の教へ静寂を主旨としたいので16歳未満の人たちの団体(10名以上)はご遠慮してください。但し当寺が認めたものは例外とします。

何故だろうと思うが、境内に散りばめられた性器シンボルの数々が理由にありそうだ
すごく立派です・・・!

陰陽石

弁才殿の前にあるお香台。下の方をよく見ると

お香台の写真
男性器を抱える神様
わお!

これは下ネタや悪ふざけなのではなく、しっかりとした信仰です。パンフレットには以下のように記載されています

動植物をはじめ、生物全てには雄雌があり、生命を与える陽とそれを受け取る院の二つの力が成り立って生命の根源・力となる。和合の精神は生命の根源で神聖な真理である

なるほど、16歳以下にはわかるまい。様々なシンボルが隠れミッキーのように散りばめられているので、とても楽しい!

男性シンボル
石仏に描かれる男性器

セクシーな「ねむり弁天尊像」は必見!

本堂内は無料で拝観できますが、1番の見どころのねむり弁天や多数の男根シンボルを拝観できる場所は1,000円の拝観料が必要となります
受付はなく基本的に本堂内も無人なので、貼り紙を参考に鐘を打って住職を呼び、参拝したい旨を伝えましょう

拝観料を支払うと桃巌寺のパンフレット&男根お守りがもらえます

男性シンボルのお守り
貰えるお守り

順路を進み、階段をのぼった先で「ねむり弁天」を見ることができます。ガラス超しに横たわる弁天様の表情がとても幸せそうで、膝を少し曲げて寝そべる姿にどこか親しみを覚えます。そして超セクシーだ!!

眠り弁天の写真
撮影は禁止。パンフレット掲載の写真を掲載しています

「ねむり弁天」は、以前のご住職が昭和38年に作製したと伝えられています。
※ご開帳(間近で拝観)はお正月1日~5日の5日間と、5月7日・8日

弁才殿にも摩天楼のようにそびえ立つシンボル

ねむり弁天をすぎると弁才殿にたどり着きます。ここでは琵琶湖の竹生島の宝厳寺より歓請した、八臂弁財天尊像が祀られています
家内安全や夫婦円満などのご利益だけでなく音楽や芸術に関するご利益もあり、多くの芸能人が訪れているようです。沢山のサインがびっしりと飾られていました

弁財天像の景色
サインの数

注目すべきは弁財天尊像付近。こちらにも沢山のシンボルが見られます。中でも、ショーケースのようなガラスに注目してみましょう。透けカーテン越しにシンボルが見え隠れしているではないか!!

男性器シンボル
透けカーテンの中にある男性器
よーく目を凝らすと・・・!!

反対側のケースにも

反対側のケースにも
一体何本あるんだ!??
ココナッツ型のお尻
お尻と男性器シンボル

ミャンマー様式の仏塔「パゴタ塔」と大木魚も見どころ

弁才殿を抜け階段をあがって屋上へと進むことができます。そこにはミャンマー様式の仏塔「パゴタ塔」がある。中にはラマ佛が安置されています

屋上のパゴダ頭
ラマ仏

塔内の2体のラマ佛を同時にさすると霊験が現れるとか。その他にも本堂には直径1メートルの日本一の大木魚があります

アクセス

住所:名古屋市千種区四谷通2丁目16
詳しい場所をGoogleマップで確認する
電話:052-781-1427
駐車場:20台(無料)
料金:無料(但し、ねむり弁天の拝観料1,000円)
営業時間:夏季9:00~18:00、冬季9:00~17:00
定休日:無休

まとめ

緑すぎる名古屋大仏と超セクシーなねむり弁天がある桃巌寺。桃巌寺を目的に名古屋旅行を計画しても良いぐらい、面白い場所です。
境内に散りばめられた無数のシンボルは現代的な感覚で生きていたら、おもしろおかしく思うが
信仰に基づいたご利益がある素晴らしきモノでした。超絶さすりまくってやりましたよ

以上です。最後までご覧いただきありがとうございました