タイに行ったら絶対に見たいもの。それは、つぶらな瞳が可愛い「象」と、そして……恐怖の「ワニ」!?
バンコクから日帰りでサクッと行ける「サンプラーン・エレファント・グランド&ズー」。ここで楽しめるのは、タイならではの象に乗る体験だけではありません。
最大の見どころは、なんといってもワニと人間による格闘技(プロレス)ショー!手に汗握るバトルと、賢い象たちのショー。
家族みんなでドキドキできる、タイならではのユニークなスポットを写真たっぷりでレポートします。
園内にワニ1万頭!?「皮を採るための農場」から始まった衝撃の歴史

実はサンプラーン・エレファント・グランド&ズーはただの巨大な動物園ではなく、巨大な「ワニ養殖場」も兼ねた施設です。
皮の採取目的で作られた施設であるため、園内には約1万頭ものワニが生息しています。

見渡す限りのワニ・パラダイス(地獄?)。 そんな場所で繰り広げられるのが名物「ワニのプロレスショー」。
大量のワニに囲まれた敷地で行われる、命がけのエンターテイメントを以下レビューします。
祈りの直後に棒で殴打!?ツッコミが追いつかない衝撃の幕開け
いよいよ始まったクロコダイルショー。 ローカル感満載の怪しい音楽と共に現れたのは、20代の若手と40代後半のベテラン(?)という、凸凹コンビのワニ使いです。
「サワディーカップ」 二人が手を合わせると、客席を埋め尽くす現地の高校生たち(校外学習でしょうか?)から大歓声が上がります。
そんなに盛り上がる??と思うところですが、会場の熱気は最高潮!

そして、舞台中央で二人がひざまずき、天に向かって厳かにお祈りを捧げ始めました。
固唾を飲んで見守っていた、その瞬間。祈りを終えた二人は、池に浮かんでいた木の棒を拾い、なんとワニに向かって思いっきり投げつけました!……えええ!? さっきまで神様に祈ってたのに!? あまりの不意打ちと罰当たりな行動に驚愕しました。
実況アナウンサーのタイ語による「決闘開始だー!!(多分)」という絶叫と共に、戦いは水中へ。
ワニ使いが尻尾を引っ張って無理やり水に引きずり込むと、ワニは短い手足をバタバタ……。 その姿があまりに無抵抗で、「なんだかワニがいじめられてるみたいで可哀想?」なんて同情してしまいました。
ワニがいじめられている?…と思ったら大間違い!戦慄の「頭入れ」に会場絶句

ショーの終盤になると、ワニ使いがワニの口にキスをしたり、口を閉じるギリギリまで手を入れては抜いたりし始める。
この場面に限ってはワニも無抵抗ではありません。隙を見てカパッン!っと恐ろしい速度で男性二人に噛みつこうとする。ギリギリの攻防に「oh!」と低いどよめきが漏れます。

そして迎えたフィナーレ。ワニ使いは、ワニの口の中に自らの「顔」を突っ込みました。
しかも、入れたまま反対側の客にも見えるようにゆっくり回転するサービス精神! その時の彼の、極限状態とも悟りともつかない絶妙な表情は一生忘れられません。 これぞ、人間がワニに勝った証の「ヴィクトリーポーズ」。 拍手喝采の中、観客席からは紙幣やコインのお捻りが雨のように飛び交っていました。

【注意】ガイドブックとは違う?「虎との記念撮影」は終了。現在は3つのショーがメイン!

コロナ以前の古いガイドブックにはサンプラーン・エレファント・グラウンド&ズーで虎との記念撮影ができると記載されていますが、2024年以降虎との記念撮影は行われていません。この動物園では「ワニと人間が戦うショー」以外に「人間のマジックショー」「ゾウのショー」があります。ショーに関する詳しい情報は公式HPで確認できます。
一回20バーツの餌やり体験。獰猛なハンターかと思いきや、まさかの「ものぐさ」だった

ショーの興奮冷めやらぬまま、近くにあったワニの餌やりコーナーに挑戦してみました。受付で20バーツを支払い、生の鶏肉をゲット。 トングで肉を掴み、いざ、ワニの群れへ投入!
「ポイッ!」 肉がワニの顔面に直撃した瞬間、「パカン!!」 高く乾いた音と共に、一瞬で肉が消えました。 おおっ、やっぱり凄い迫力! 面白い!

味を占めてもう一回。生肉を「ポイッ!」 今度は狙いが外れ、肉はワニのすぐ横の地面へ。
「さあ、動いて食べるんだ」……と思いきや、ワニは微動だにしません。
なんと彼ら、首を動かして食べられる位置に落ちてこないと目の前にある肉ですら諦めてしまうのです。
さっきの凶暴さはどこへやら。 ここの餌やりは、ワニの食欲よりも、人間のコントロール力が試されます。

滝の中へジャブジャブ突入!アドベンチャーすぎる「象乗り体験」

サンプラーンに来たら、ショーだけでなく「ゾウ乗り体験(600バーツ)」も外せません。
ここの象乗りコースは、ただ広場を回るだけではなく、作り込まれた南国のジャングルエリアを象の背中に揺られながら優雅に進んでいきます。
高い目線から眺める緑豊かな景色は、まさに癒やしのひととき。
……と思いきや、クライマックスはダイナミック! なんと、園内に流れる人工の滝の中を、象に乗ったまま進むことができるのです。 水しぶきと轟音の中を突き進む体験は、まるで冒険映画の主人公になった気分。 癒やしとスリルが融合した、満足度120%のアクティビティです。

前半は我慢の時間?後半に火薬と合戦の大迫力が待っている「エレファント・ショー」

サンプラーンに来たら、ワニだけでなく「エレファント・ショー」も必見です。
ショーのテーマは、人間と象が共存共生していた王国時代の歴史。 正直に言ってしまうと、前半はタイ語のナレーションが長く続き、言葉がわからないと少し退屈に感じてしまうかもしれません。
しかし、後半に入るとステージの雰囲気は一変します。火を使った派手な演出や、大勢の演者が入り乱れる合戦シーンなど、まるで映画の撮影現場のような大迫力のスペクタクルが展開されます!

さらに、緊迫した劇の合間には「ゾウ vs 人間」のサッカーPK戦も開催。 前半の静けさが嘘のような熱気と、象たちの賢さに感動すること間違いなしです。
お化け屋敷にゴールドショップ!?「おせちの果物ゼリー」のようなカオスな魅力

サンプラーンの凄さは、動物だけにとどまりません。 園内を歩けば、「お化け屋敷」があったり、動物園なのに「ゴールドショップ(貴金属店)」で買い物ができたり、のどかな「アヒルボート」まで完備されていたり……。
おせち料理に果物ゼリーが入っているようなバラエティパック感が否めませんが「楽しければ何でもOK!」というタイらしいマイペンライな精神が爆発しています。
このごった煮のようなカオスな雰囲気も含めて、まるごと楽しめる最高のスポットです。

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アクセス
サンプラーン・エレファント・グランド&ズーは田舎の大きな道路に面した場所に位置しています。バンコクからのアクセスはタクシーが最も便利ですが、周辺には何もなく帰りのタクシーを見つけるのに苦労をするので注意しましょう。ホテル送迎のある大手ツアーを利用するのも便利です。
サンプラーン・エレファント・グランド&ズーの場所をGoogle Mapで確認する 住所:117 หมู่ที่ 6 Petchkasem Rd, Tha Kham, Sam Phran District, Nakhon Pathom 73110 タイ 営業時間:8時30分〜17時 公式HPhttp://www.elephantshow.com/home.htm 詳しいショーのタイムスケジュールが掲載されています
まとめ
サンプラーン・エレファント・グランド&ズーはバンコクから車で1時間弱程度の距離に位置しており
時間のない方でもサクッとゾウに乗れるスポットとしておすすめです。
また、日本ではお目にかかれないゾウのショーやワニの口に顔面を突っ込む、ドキドキハラハラのクロコダイルショーを楽しむことができます。とっても楽しい場所でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!


