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太陽の塔の内部は想像絶する異世界!生命の樹の迫力に魂が震えた…内部公開はいつまで?行く価値ある?予約方法も徹底解説!

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大阪府
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万博記念公園にそびえる「太陽の塔」。
その内部には、外観のインパクトをも凌駕する「とんでもない空間」が広がっていることをご存知でしょうか?

「いつまで見られる?」「行く価値は?」 そんな疑問にお答えしつつ、詳しい様子をレポートします。

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物見遊山

双子父の旅行ブロガー。家族旅行の合間に隙を見つけてはディープで不思議なスポットを巡っています。
旅行記を読むのが好きで、ライターに憧れてブログを始めました。面白いスポットがあればぜひ、教えてください!!

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そもそも太陽の塔って? – 簡単おさらい

太陽の塔正面からの写真

吹田市の万博記念公園にズドーンとそびえる太陽の塔。
1970年の大阪万博のために岡本太郎が制作した物で、高さ約70メートルとかなり巨大。
まさに「芸術は爆発だ!」を体現したような唯一無二の存在感をビシバシと放っています。

頂上には未来を象徴する「黄金の顔」、正面には現在を表す「太陽の顔」、そして背面には過去を示す「黒い太陽」が描かれています。

今でこそ大阪のシンボルの太陽の塔ですが、実は万博閉幕後には取り壊される予定でした。

建設当初は、そのあまりに前衛的な姿に「気味悪い」という評価が大半だったとか。
しかし、その強烈な個性は次第に人々の心を掴み、小中学生までもが声を上げるほどの大きな保存運動へと発展。1975年に永久保存が決まったという経緯をもっています。

さらに、時を経て2025年、国の重要文化財にも指定。かなりドラマチックな歴史を歩んだ太陽の塔。塔の内部はもっと凄いんです。

【最重要】気になる内部公開はいつまで? 期間限定じゃないの?

太陽の塔の看板

「太陽の塔の内部って、特別公開とかで期間限定なんでしょ?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
2018年3月から「常設展示」として公開されています。つまり、「いつまで」という期限は設けられていません。

超重要ポイント:内部見学は【予約制】です!でも当日飛び込みでも参加できるかも

太陽の塔の内部は老朽化や耐震面の問題のため立ち入りが禁止されていました。そんな中、大規模な工事を経て2018年に一般公開が実現。
公開当初は予約が取れないほどの混雑状況でしたが、現在は公開から数年経ち入場者数が落ち着いた状況。

平日なら、飛び込みでも見学が可能な様子でした。確実に見学したい場合は予約もおすすめです。

「太陽の塔」オフィシャルサイト(大阪府日本万博博覧会記念講演事務所)https://taiyounotou-expo70.jp

専用ケースをレンタルすれば写真撮影OK!(※2025年現在)

太陽の塔の内部レンタルスマホケースの写真

塔の内部は巨大な吹き抜け構造になっており、長い階段を登りながら鑑賞する順路になっています。

もし上層部からスマホを落としてしまったら……遥か下を歩いている人に直撃し、大怪我をさせてしまう危険性があります。
そのため、内部見学ではスマホの持ち込みが固く禁止されていました。

しかし、当日受付で同意書に記入して「専用スマホケース(レンタル料500円)」を借りれば持ち込み可能。撮影もできます。

スマホをケースに入れた状態で撮影できるか不安でしたが、ケース越しでも問題なく撮影できました。

太陽の塔の内部見学レポート

1970年当時、太陽の塔は今のように孤独に立っていたわけではありません。

かつては動く歩道を備えた地下展示や塔を囲むように巨大な大屋根も広がっていました。

現在はそれらが解体されただけでなく塔内部も耐震補強のためにコンクリート壁が20cm厚くなり、当時はエスカレーターだった場所が軽量化のために階段に変わるなど、物理的な姿が大きく異なっています。

「なんだショボくなってるのか」と思ってしまう所ですが、
現在の展示は当時の資料を基にその空気を濃厚に再現しつつ、変遷までも包み隠さず解説しています。

その違いを知ることで、50年の時を生き抜いた太陽の塔の生命力をより深く感じられ、時空を超えて1970年と現在を行き来するような、体験ができるように工夫されています。

以下見学して感じたこと、面白かったことをレポートします。

受付すぐの小窓から見上げる太陽の塔

地底の太陽ゾーン – 魂の故郷へタイムスリップ?

地底の太陽

まず足を踏み入れるのは、プロローグとなる「地底の太陽」ゾーン。 外の明るさや喧騒が嘘のように消え去り、薄暗くひんやりとした静寂な空間が広がります。

壁面で異様な存在感を放つのは、かつて行方不明となり復元された黄金の「地底の太陽」。赤や青の光を使った幻想的なプロジェクションマッピングが映し出され、荘厳でミステリアスな音楽が低く響きわたっています。

その周囲には、世界各地から集められた呪術的な仮面や神像がずらりと並び、その光景はまるで古代遺跡に迷い込んだかのよう。

ここが大阪であることを忘れさせる、不思議なトリップ感の始まりです。

生命の樹ゾーン – 圧巻!生命力が渦巻く!

いよいよ塔の中心部へ。

そこには、塔の内部空間を突き抜けるように、高さ約41メートルもの巨大な「生命の樹」がそびえ立っています。

赤を基調とした鮮烈な色彩、血管や神経のように広がる枝。
それはグロテスクでありながらも神々しく、まさに「太陽の塔の胎内」に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。

太陽の塔の内部の壁

塔内には多彩な光が降り注ぎ、念仏と映画スターウォーズのOP、民族音楽を合わせたような独特な交響曲「生命の讃歌」交響曲「生命の讃歌」交響曲「生命の讃歌」交響曲が響き渡ります。

不気味でありながら、心臓の鼓動を高鳴らせるような不思議な曲。壁に目を向けると、内臓のヒダのような突起物があり、音響効果を高める役割があります。


空間に響き渡るのが念仏と映画スター・ウォーズ、そして民族音楽をミックスしたような独特な交響曲「生命の讃歌」。

壁面の内臓のヒダのような突起が音響効果を高め、不気味でありながら心臓の鼓動を高鳴らせる不思議な音が全身を包み込みます。

私は子供連れで訪れており、独特な世界観と音楽に子どもが泣くか心配していましたが圧倒されて逆に静かでした。子どもにも伝わる凄さ。

40億年の旅。アメーバから人類へ駆け上がる螺旋階段

岡本太郎が最も大切だと考えていた原生類時代。ポリプやウミユリ、アメーバが艶やかに光っています。

生命の樹の根元にはアメーバやクラゲなどの原生生物が漂い、そこから上へ登るにつれて魚類、爬虫類、恐竜、そして哺乳類へと進化していきます。

その数、なんと33種183体。
アンモナイトやマンモスなど、精巧に作られた生物模型が枝々に宿り、螺旋階段を一歩のぼるごとに40億年の進化の物語を追体験することになります。

中でも印象的だったのが、頭部のメカが露出したゴリラ。

かつては動く仕掛けがあったそうで、あえて当時のまま残されたその姿からは、1970年からの時間の経過も感じられました。

なぜ「現代人」がいない?頂上のクロマニヨン人が問いかけるもの

樹の頂上にいるのは、3人のクロマニヨン人。
しかし、ここで一つの疑問が浮かびます。進化の過程を辿るなら最後に来るのは我々「現生人類(ホモ・サピエンス)」のはず。

なぜ岡本太郎は、そこに現代人を置かなかったのでしょうか?

おそらくそれは、万博のテーマ「人類の進歩と調和」に対する強烈なアンチテーゼなのだろうと思います。

「技術の進歩だけが進化のゴールなのか?」「我々は生きるための純粋なエネルギーを置き忘れていないか?」という問いかけなのかもしれません。

頂上で遥か未来の天空を見上げている、一人のクロマニヨン人の子供。

その姿は、我々が進化の終着点ではなく、この子供のように常に未来を見つめ、自らの道を探し続けなければならない「未完成の存在」であることを示唆しているように感じられました。

太陽の塔の両腕もすごい!ワープホールみたい

右腕

生命の樹を登り終えると、太陽の塔の両腕にたどり着きます。

万博当時は太陽の塔の右腕部分にエスカレーターが設置されており、空中展示へと繋がっていました。

今はエスカレーターが取り外されていますが、妖しいライティングで照らされ皮膚組織のように連なった鉄骨は不思議な造形美をまとわせています。

左腕
左腕には、非常用階段が設置されています。異界へと繋がっているような雰囲気を感じます。

万博当時の様子や地下展示・生命の樹・空中展示がパネルで紹介

生命の樹と両腕の見学の後、登ってきた階段とは別の階段で出口に向かいます。

その階段の壁面に、万博・太陽の塔の構想段階の資料や万博当時の様子が示されたパネルが展示されていました。

復元された生命の樹に感動していましたが、パネルで当時の展示の全貌を見ると今よりもさらにスケールの大きい展示だったことがわかります。
また、万博の作り手たちの情熱や、未来への希望に満ちていた時代の空気感が伝わってくる展示でした。

アクセス

  • 公式HP:https://taiyounotou-expo70.jp
  • 住所:大阪府吹田市千里万博公園 万博記念公園内
  • 電話:0120-1970-89 (万博記念公園コールセンター)
  • 時間:10~17時(最終受付は16時30分)。万博記念公園は9時30分~17時(入園は~16時30分)。詳細は公式サイトを要確認
  • 定休日:水曜日
  • 料金:入館大人720円、小・中学生310円。予約優先、空きがあれば当日券の購入可。別途万博記念公園(自然文化園・日本庭園共通)入園料大人260円、小・中学生80円が必要。