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【名古屋の穴場】中央菓子卸市場&駄菓子問屋街!昭和レトロと廃墟感が漂うディープスポット探訪

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中央菓子卸市場の内部 愛知県
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名古屋で最も古い商店街の一つとして知られる「円頓寺商店街」。
そのすぐそばに、まるで昭和の時代から時が止まったかのようなお菓子やおもちゃの卸問屋がひしめき合うディープなエリアが広がっていることは、ご存知でしょうか?

中でも、ひときわ強烈なオーラを放つのが「中央菓子卸市場」。1951年頃の建設から今もなお現役という市場ですが、その佇たずまいは…正直、「これ、本当に廃墟じゃないの!?」と一瞬入るのを躊躇してしまうほどの年季の入りっぷり!

崩れかけた屋根、傾いたシャッターには時代を丸ごと閉じ込めたかのような不思議な魅力が漂っています。

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物見遊山

家族旅行の合間に隙を見つけてはディープで不思議なスポットを巡っています。
旅行記を読むのが好きで、ライターに憧れてブログを始めました。面白いスポットがあればぜひ、教えてください!!

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【中央菓子卸市場アクセスガイド】高速道路沿いの入口はどこ?Googleマップ注意点と営業時間・定休日

中央菓子卸市場の外観
中央菓子卸市場とかすれた文字の看板が残る

Googleマップなどの地図アプリで「中央菓子卸市場」と検索すると営業していない裏側の建物に案内されてしまう場合があります。

正しい市場の入口は、賑やかな大通りに面した側にありますので、くれぐれもお間違えのないようご注意ください。

市場の営業時間はおおむね朝10時から夕方17時頃まで。

また、土曜日曜は休業していることが多いので、訪問を計画される際は、曜日と時間帯をしっかりと確認することをおすすめします。

【中央菓子卸市場】入口は段ボール陳列の昭和駄菓子問屋!奥に広がる廃墟風ノスタルジック空間とは?

入り口の様子
入り口の様子

「中央菓子卸市場」の入口をくぐると、まず目に飛び込んでくるのはうず高く積み上げられた無数の段ボール箱!

これらがなんと、そのまま商品棚の役割を果たしており独特の空気を醸し出しています。

棚(段ボールですが)に並んでいるのは、コンビニエンスストアで見かけるようなカラフルなポテトチップスやチョコレートなどではなく、どこか懐かしい仏壇にお供えするような渋めのお菓子が多数。

市場の通路は奥へと続いていますが、残念ながら現在も営業を続けているのは入口付近のお店のみ。
その先は、シャッターが固く閉ざされたままの時が止まったかのような空間が広がっています。

中央菓子卸市場の奥

老朽化して所々穴が開いた天井の隙間からは木漏れ日のように柔らかな日差しが静かに差し込んでいました。

真っ直ぐに伸びた光の筋にホコリがキラキラと輝いており、寂しさと温かい懐かしさが不思議と溶け合う何とも言えない魅力的な光景です。

名古屋「中央菓子卸市場」廃業エリア探訪:忘れられた商品とシャッターの隙間から覗く空っぽの店舗内部

奥からの景色

「中央菓子卸市場」の奥、シャッターが固く下りたままの廃業した店々には持ち主が昨日までそこにいたかのような、生々しい時の痕跡が今もなお残されています。

例えば、ある店の軒先に打ち捨てられたように置かれていた古い棚。そこを恐る恐る覗き込むと色褪せたパッケージのゼリーの箱がぽつんと取り残されていました。手に取り賞味期限を確認してみると「2004年」の文字が。20年以上も放置されているということか。

取り残された商品

傾きかけたシャッターの隙間から店舗だったであろう内部をそっと覗き込むと、そこにはがらんどうの空間が広がるのみ。

かつての喧騒や人々の賑わいが嘘のような、終焉の風景がそこにはありました。

斜めになったシャッター
内部は廃墟状態

【中央菓子卸市場の謎】看板の「嫁入り」「寿」は何?東海地方の風習「菓子まき」との深い関係

嫁入りなど記入された看板

「中央菓子卸市場」の店先に残る古い看板を見ていると、「嫁入り」や「寿」といった、おめでたい文字が目につきます。
これはいったい何を意味しているのでしょうか?

実はこの市場、東海地方を中心に古くから伝わる文化「菓子まき」と深い関わりがあります。

「菓子まき」とは結婚の際、嫁入りする家の屋根や2階の窓などから、盛大にお菓子をまき、新婦のお披露目と幸せのおすそ分けをするという意味合いを持つ伝統行事。

市場内のほぼ全ての店舗の看板に「嫁入り」の文字が見られることから「中央菓子卸市場」が菓子まき文化の重要な拠点であったことがわかります。

今では菓子まきをする家庭がほとんどなくなりお菓子の需要も減ったことが、この市場が衰退した原因なのかもしれません。

名古屋の駄菓子天国!中央菓子卸市場周辺は“全国最大級”の問屋街 – 一般客も購入OKな夢の場所

実は、市場の周辺一帯は全国でも最大規模と称される駄菓子問屋街が広がっています。

駄菓子だけでなく、おもちゃ、花火などが圧倒的な物量で所狭しと陳列されてた業者向けの店が多く、
普段なかなか目にすることのできない、棚から溢れんばかりの商品の山は一見の価値あり。

何より嬉しいことに問屋街でありながら、一般のお客さんも気軽に店舗に入り、商品を購入することが可能。(※一部店舗を除く場合あり)

【桜井商店】でノスタルジー爆発!駄菓子の袋詰めに甦る、あの頃の“100円玉の幸せな悩み”

櫻井商店

そんな魅力あふれる問屋街の中でおすすめなのが「桜井商店」です。

こちらでは、「菓子の袋詰」が店先から道路にまではみ出す勢いで販売されています。

この光景を前にすると誰もが子供の頃の記憶が鮮やかによみがえってくるのではないでしょうか。
私も「今日は限られた100円玉をどう使おうか…どの20円や30円の駄菓子を組み合わせれば、最高の満足感が得られるだろうか…」と、目を輝かせながら真剣に悩んだあの頃の甘酸っぱくて幸せなワクワク感を思い出しました。

たつやの店前の店

【杉山商店】は“おもちゃと駄菓子の迷宮”!お祭り屋台の裏側を覗くような興奮と発見の連続

杉山商店

「桜井商店」のすぐ近くに位置する「杉山商店」も見逃せないおすすめの問屋さんです。

こちらは、おもちゃをメインに取り扱っており店内を一歩見渡せば、子供たちが目を丸くして喜ぶようなおもちゃから、大人も思わず手に取ってしまう懐かしい玩具までが秘密基地のようにぎっしりと詰まるように並べられています。

さらに奥へと進んでいくと、お祭りの屋台でよく見かける射的の景品や、くじなども大量に売られています。

普段は目にすることのないお祭りやイベントの裏側を覗き見ているようで興奮しました。

アクセス

住所:〒451-0041 愛知県名古屋市西区幅下2丁目20−18
詳しい場所をGoogleマップで確認する
営業時間:10時〜17時ごろ。土日は休業していることが多いです

まとめ

名古屋最古の商店街の一つ「円頓寺商店街」のすぐそばに広がる、もう一つの顔──それが、まるで昭和の時代から時が止まったかのような「中央菓子卸市場」とその周辺に広がる全国最大級の駄菓子問屋街でした。今回は、そのレトロでカオス、そしてどこか懐かしい魅力に満ちたディープな世界をご紹介しました。
「廃墟じゃないよね!?」と思わず声を上げてしまうほど年季の入った「中央菓子卸市場」。その入口に積み上げられた段ボールの商品棚や、仏壇にお供えするような渋好みのお菓子のラインナップ、そして奥へと続くシャッター街に差し込む木漏れ日は、寂しさと温かい懐かしさが同居する、他に類を見ない光景でした。市場が東海地方の伝統行事「菓子まき」と深く関わってきた歴史も、この場所にさらなる奥行きを与えています。そして、一歩市場の外へ出れば、そこは駄菓子やおもちゃ、花火などが圧倒的な物量で並ぶ、大人も子供も目を輝かせる駄菓子問屋街。一般客も気軽に購入できるという懐の深さも魅力です。「桜井商店」で甦る100円玉を握りしめた子供時代の記憶や、「杉山商店」で体験するお祭り屋台の裏側を覗くような興奮は、まさにここでしか味わえない貴重な体験と言えるでしょう。「中央菓子卸市場」とその周辺は、ただ古いものが残っているだけの場所ではありません。そこには、昭和という時代のエネルギー、人々の暮らしの息遣い、そして現代では失われつつあるかもしれない“宝探し”のようなワクワク感が詰まっています。名古屋を訪れた際には、ぜひこのユニークな卸売の世界へ足を踏み入れ、あなただけの懐かしい思い出や、新しい発見をしてみてください。きっと、あなたの名古屋旅行に、忘れられないディープでカラフルな彩りを加えてくれるはずです。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。