淡路島ナゾのパラダイスは2023年に閉館してしまいました。貴重な資料として本記事を残していきたいと思います。淡路島ナゾのパラダイスForever
エロくて手作り感満載の面白いスポットが淡路島にある。その名も「ナゾのパラダイス」だ!
巨大な男根の展示に加え、「いくときあの声ベスト順位」「手書きの性の格言風の言葉」などの看板が館内にびっしりと掲げられており、超カオス。そして、とにかく探偵ナイトスクープで紹介されたことをアピールした展示が目白押しだ
探偵ナイトスクープとは視聴者からの依頼を探偵局員(お笑い芸人やタレント等)が調査するという関西で大人気の番組です。番組に取り上げらたのは30年以上も昔の1989年!!その頃の雰囲気や勢いは未だ健在のスポット
当時の面影を残すという点を踏まえても、文化的な価値が高い。パラダイスを自称するだけのことはある楽しく愉快な場所でした
※注意 未成年は入場できません。
激坂の末にたどり着くUFO神社!?
ナゾのパラダイスへは、車での訪問しか選択肢にないと入っても良いほどの、淡路島の山中に位置しています。
ナビで「淡路島ナゾのパラダイス」と検索して向かうと、高速道路の料金所のようなド派手な入り口にたどり着きます。
まず最初の見どころは、入り口から激坂を越えて到着するUFO神社だ
UFO神社にはUFO感はゼロ。鳥居の横には探偵ナイトスクープ放送記念の石碑が佇んでいます。記念碑とUFO神社にどのような繋がりがあるかは謎です
探偵ナイトスクープ放送記念碑には『チンチン音頭』の歌詞も刻まれています。チンチン音頭??なんだそれ??みなさん聞いたことはありますか??
「淡路よいとこそろっておいで ナゾの立川パラダイス」
「こうじ」この世の中で あなたが すき
もっともっと 強く抱いてね
「これはまいった チンチンいっぱい うれしいな」
なんと6番まで歌詞があり、全てが「チンチンいっぱいうれしいな」で締められている!!
チンチン音頭ががなんなのかは謎だが、めちゃくちゃ体調の悪い時に見ると大笑いしてしまいそうだ(いやしないか)
目的地はもう少し先にあるようだ
目的地到着!ここが謎のパラダイスか・・・
先ほどのUFO神社は、本館までの道のりに位置している神社です。再び車に乗り込み、本館へ向かう。
「あったぞ」!!「淡路島ナゾのパラダイス」は崖の下にあるような立地です
入り口付近の喫煙スペースに、またしても「探偵ナイトスクープ」で取材されたアピールを発見。3度も取材されたのか
入場料を支払い館内へ入場。
入り口周辺は文化祭風クオリティのベニヤ板アートを背に、春画(浮世絵のエロ本)の展示が並ぶ。
展示に加え、男女関係の極意風なことが、手書きで壁一面に記されているのがとても気になるが、展示自体の歴史的価値は高そうだ
巨大男性シンボルに跨って「はいチーズ!」展示の内容
館内には木彫りの男性シンボルが神社風に奉られてます。特に大きい男性シンボルは寝かされた状態で設置されており、またがると安産祈願ができると記されていました
そして、その巨大シンボルの周りには摩天楼のように反り立つ男根。浄財の箱も一対一対応で用意されていて、抜け目ないぞ
性の格言風な文章「らくがきちょう」
展示を囲むように所狭しと「らくがきちょう」と記された性に関する格言風な文章が展示されている。以下紹介すると
「会話中に貧乏ゆすりを頻繁にする男は、完璧癖があり常に満たされない思いにとらわれている」
「デートのコースをあなたに任せる男は小心で依頼心が強い」
あれ?芯を捉えた歯切れの良い言葉が並びバカにはできない。そして彩度がやけに鮮やかな昭和末期のエロ本も展示されている。これはきっと意図せずvintageに進化したであろうエロ本だ
手作り感満載の決めつけエロ順位
手作り感満載の館内で、「いくときあの声ベスト順位」「男と女の出会いから性交まで」など謎の決めつけも多数
まとめ
情報量が凄まじく、真面目に楽しもうと思うとかなりの時間がかかる。「しょうもな」と切り捨てるか、「なるほど」と楽しめるのかあなたはどっち・・・??
最後までご覧いただきありがとうございました
アクセス
住所 :〒656-2543 兵庫県洲本市由良町由良2877-22
電話 :0799-27-2653
休業日:年中無休
時間 :08:00~17:00
入場料:大人500円
駐車場:無料
自家用車でのアクセスがおすすめです
・神戸淡路鳴門道洲本ICより国道28号、主要地方道76号洲本灘賀集線を南へ約40分
参考になるサイト
立川水仙郷の公式HP
この施設内にナゾのパラダイスが併設されています
https://tachikawa-suisen.com/